おでこが乾燥する原因と適切なケア|肌荒れ知らずのうるおい肌へ

おでこが乾燥してカサカサしたり、部分的に化粧ノリが悪い…そんなことはありませんか?
頬や目元と違って前髪で隠れているからスキンケアが雑になったり、Tゾーンのテカリを防ごうとゴシゴシ洗顔をすることで肌が乾燥し、実は肌のうるおいが不足しがちなおでこ
これではバリア機能が低下し、水分が蒸発して逃げていく悪循環が起きてしまいます。これは肌荒れしやすい状態なので要注意です!
今回は肌荒れ知らずのうるおい美肌を目指すために、おでこが乾燥する原因と適切なケアをご紹介します。

おでこ 乾燥

おでこが乾燥する原因と招きやすい肌トラブル

おでこはなぜ乾燥してしまうのでしょうか。乾燥すると肌トラブルも起きてしまいます。
乾燥の原因と、乾燥で起こりがちなトラブルをご紹介します。

おでこの乾燥チェック

おでこが乾燥する原因

おでこは皮脂腺が多数存在し皮脂分泌が多い部位なので本来は乾燥しにくい場所ですが、水分と油分のバランスが不安定になると一転、乾燥し肌のバリア機能が低下することで肌荒れが起きてしまいます。
乾燥の原因は、紫外線によるダメージやストレス、生活習慣の乱れだけではなく、外的刺激の場合も。
髪の毛の先端が当たって刺激になったり、髪に残ったヘアカラーやシャンプー、コンディショナーの成分が溶け出したりして接触性皮膚炎が起きる可能性もあります。
さらに、過度なクレンジングやゴシゴシと洗顔することで、必要な皮脂まで取り除いてしまうことも大きな原因。洗顔後につっぱりを感じる場合は洗いすぎの可能性があります。

おでこの乾燥が進むと起こりがちなトラブル

乾燥が進むとカサカサと粉をふき、かゆみや皮むけ、赤み炎症などの肌荒れ、小じわなどのトラブルが起きます。
おでこは外部刺激を受けやすい部位でもあるため、前髪や帽子着用による摩擦刺激だけではなく、洗髪時のシャンプーやリンス、ヘアスタイリング剤等が肌に付着したままになることも刺激になります。
乾燥したおでこが刺激を受けると、皮膚に炎症が生じて吹き出物やニキビといった肌荒れを起こしやすいので要注意です。
また、顔の表情の癖によってはおでこにもシワが出来やすくなります。
肌の水分が不足し、乾燥している状態で同じ表情が繰り返されると、シワがより深く刻まれてしまう場合も…。

おでこの乾燥を予防する方法

ここまではおでこが乾燥する原因や乾燥した場合の肌トラブルについてご紹介してきました。
次はそんなおでこの乾燥をどうやって予防したら良いのか、対策方法をご紹介します。

おでこを清潔に保つ

基本的な肌のお手入れは、汚れや余分な皮脂をとる洗顔と、保湿効果の高いスキンケアアイテムによる保湿の2つです。
洗顔しておでこを清潔に保つ必要がありますが、洗いすぎはNG!
洗顔時、クレンジングオイルや洗顔料を用いる場合は、洗浄力が強すぎるものを使用すると肌に必要な皮脂までも奪われ、乾燥してつっぱりを感じることもあるので、肌に優しい成分のものを使いましょう。
優しく丁寧に洗顔したら、しっかり保湿をして潤い補給も忘れずに。
シャンプーやコンディショナーといったヘアケアアイテムも、洗い残しがあると肌に負担をかけてしまうので、しっかりと洗い流してあげましょう。
また、おでこは汗をかきやすい場所です。汗をかいたまま放置すると細菌が繁殖しやすい環境になり肌荒れの原因になります。特に前髪を下ろしている方は注意して汗をこまめに拭き取り、清潔に保ちましょう。

おでこのバリア機能を維持する

肌は潤いを蓄えるバリア機能を備えています。乾燥するとバリア機能が低下してしまうので、しっかり保湿しておでこの水分と油分のバランスを整えてあげましょう。
そのため、洗顔後は化粧水や美容液でしっかり保湿した後に、油分の多い乳液やクリームでカバーすることが大切です。
美容成分もたっぷり入ったオールインワンアイテムを使用すると、水分と油分をバランスよく肌にチャージでき、肌摩擦も軽減できるので、おすすめです。

外部刺激を避ける

顔の皮膚はとても薄いので、ちょっとした外部刺激でもおでこの肌荒れにつながります。おでこを外部刺激から守ることにも注目してみましょう。
おでこが受けやすい外部刺激には、帽子の着用による摩擦刺激や、前髪の接触、また手で触れる癖などがあります。
帽子と肌が擦れあって摩擦が起きると肌のバリア機能が破壊され、肌荒れやかぶれが起こります。肌に触れる部分の素材や帽子を清潔に保つことにも気を配ってみましょう。
また、前髪の先端が皮膚表面に触れることや、おでこを手で触ることも肌には刺激になります。
前髪を分けたり上げたりすると、刺激を避けられ、蒸れも防ぐことができるので効果的。
手でおでこを触りがちな人はその癖に注意し、ニキビや皮膚炎、湿疹などの症状がある場合は悪化の原因にもなるので、むやみに触らず皮膚科で医師に相談しましょう。

おでこが乾燥で皮むけしたときの対処法

日常の中で普通にやっていることが肌の刺激になり乾燥につながる要因にもなっていましたね。次は乾燥肌になってしまった場合の対処方法をご紹介します。

優しく丁寧に洗顔する

ゴシゴシ洗いの洗顔は肌にダメージを与える大きな原因の1つです。強くこすることで肌が摩擦によるダメージを受けている可能性があります。
肌表面の汚れや余分な皮脂だけならぬるま湯で洗うだけでも8割ほどは落ちるのですが、メイクや汚れを落とすために洗顔をする場合しっかりと洗顔料を泡立ててキメの細かな泡で丁寧に優しく洗うことを心がけてください。
ただし、長時間洗顔することは肌に必要な皮脂まで洗い流して乾燥を招きやすいため、2分以内を目安に手早く洗顔を行いましょう

保湿クリームでカバーする

皮むけが起きたときは、より入念に保湿ケアをしてあげることが大切です。スキンケアの最後に保湿クリームを塗布し、肌表面を滑らかに整えてあげましょう。
また、日中も乾燥を感じる場合は保湿を心がけましょう。ミストスプレーで肌全体にうるおいを与え、クリームで乾燥が気になる部分を保湿することがおすすめです。

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室内を加湿する

毎日のようにエアコンを使用する環境になっていませんか?エアコンによる室内の乾燥も肌を乾燥させる原因になります。そんな時は加湿器を使うことで効果的に乾燥を防ぐことができます。室内の湿度は40%~60%を目指してみましょう。湿度計で湿度を把握することも大切ですよ。

ぬるま湯に入浴する

寒い時期は特に42度程度の熱いお湯に浸かって身体を温めたくなりませんか?
でも、熱いお湯は肌に必要な天然のうるおい成分まで落としてしまうため、肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなるんです!
乾燥で皮むけが起きているとき、おすすめの入浴法はぬるめのお湯に浸かることです。シャワーを使い短時間で汚れを洗い流すことも必要な皮脂を落としすぎないおすすめの方法ですが、顔と同じで身体もゴシゴシ洗いはNGです。入浴後はしっかり保湿し、乾燥予防ケアも忘れずに!

おでこの乾燥に関するよくある質問

おでこがカサカサし、乾燥の症状が生じてしまった際によく挙がる質問をまとめてみました。ケアの参考にしてみてくださいね。

Q. おでこの乾燥が進むとシワができやすいって本当?

A.シワができる原因はいくつかありますが、必ず通る症状が「乾燥」です。乾燥状態になることで表皮にある角層内の水分が失われると、肌にシワが生じやすくなります。初期段階はちりめん状の小じわが多いですが、ケアをせずそのままにしておくと、シワがどんどん深くなる可能性があるので要注意。
おでこは紫外線を受けやすい部位でもあるため、UVAによって真皮の弾力を保つ細胞に損傷を受けることでシワが生じやすくなります。真皮内のコラーゲン、エラスチンなどが減少し、ハリ不足を引き起こした結果深いシワになってしまうことも。上記で示した適切なケアを怠らないことが大切です。

Q. おでこが皮むけしたらどうしたら良い?

A.おでこの乾燥によって皮むけが起きたり、白っぽく粉をふいている場合は、丁寧な洗顔と乾燥予防ケアが必要です。皮むけは表皮の角質がはがれ落ちている症状なので、すでに肌が敏感な状態となっている証拠。洗い方や化粧品の成分で肌に刺激を与えないよう、肌にやさしいケアを心掛けましょう。美容成分にも様々なものがありますが、ヒト型セラミド配合のアイテムを選ぶと、肌の角層までしっかりと浸透し、肌のバリア機能の一部である細胞間脂質を健やかな状態に保ってくれます。

こまめなケアでツルツルおでこに

今回はおでこの乾燥についてご紹介しましたが、一度乾燥してガサガサ肌になってしまうと、うるおい肌を取り戻すまでの対処も大変になってしまいます!
だからこそ毎日の乾燥予防ケアや習慣を整えることが、「肌荒れ知らずのうるおい美肌」への一番の近道ではないでしょうか。
乾燥していないから大丈夫だと思った方も、肌への摩擦など刺激を与えている心当たりがあれば、スキンケアや生活習慣を見直すことをオススメします。

【監修医師】久保田 潤一郎
医学博士 久保田 潤一郎 もっと詳しく
久保田潤一郎クリニック院長 元杏林大学医学部助教授(形成外科学)
日本形成外科学会専門医・日本レーザー医学会永年レーザー専門医

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学病院に勤務し、医学博士号取得。後に、杏林大学医学部助教授(准教授)として診療を行うかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。数々の臨床・研究を重ね、多くの形成外科・美容外科の治療のほか、レーザーや光線療法により様々な皮膚のトラブルに対処し、皮膚レーザー療法を確立。国内外の医学会だけに留まらず、各種講演会でも積極的に講演し、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えている。

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乾燥予防とスキンケア
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