水分補給で乾燥肌をケアできる?うるおいアップに向けた対策

身体の中が水分不足になった場合、肌にも影響があるのでしょうか?肌の乾燥と聞くと肌の表皮が乾いてしまう状態を思いうかべると思いますが、実は体内の水分とも関係があります。
身体の水分が足りていない状態は、肌と同様、体内がカラカラに乾いているイメージです。身体が水分不足に陥ると汗をかかなくなり、脱水症状が始まります。病的な状態まで進まない限り皮膚乾燥はおこりませんが、知らず知らずのうちに水分補給を怠ると、発汗が減って肌の乾燥につながる恐れはあります。
今回はそんな乾燥肌と水分補給の関係についてご紹介します。

乾燥肌 水分補給

水分補給で肌の乾燥は防げるの?

肌が毎日の食事や生活習慣によってキレイになったり肌荒れを起こしたりするように、肌と体内の水分量にも関係があります。ここではそんな水分摂取と肌の関係についてお伝えします。

毎日摂取する水分は、特に発汗に作用しています。水分を補給することで体内の水分が汗として排出され、皮脂とともに角質層の表面で肌を保護するバリア機能となり、肌へのうるおいに影響すると考えられます。
肌の深部にある真皮層にも水分がたっぷり含まれているため、極端な水分不足になると肌のツッパリやカサつきが生じる、と注意を促されることがありますが、これはあくまで病的な脱水状態であり、一般的な生活上では起こらないと考えてよいでしょう。 ただし、外側からのスキンケアだけで済ませず、健康のためにも内側からの水分補給もしっかりと行い、健やかな肌のうるおいをキープするよう心がけることは大切です。

厚生労働省においても、健康維持のために積極的に水分補給をするよう提唱されています。成人の1日の水分排出量はおおよそ2.5リットルといわれているため、毎日2.5リットルの水を飲むことが推奨されています。体に必要な水分を補給することで、熱中症や脱水症状の予防にもつながります。

1日の水分の出入り

【出典】「健康のため水を飲もう」推進運動(厚生労働省)

肌の乾燥対策に適した水分補給のポイント

続いては、美しい肌を作るために必要な水分について詳しくお伝えします。より肌に良いものは何なのか、どんなものは避けたほうが良いのかなど、参考にしてくださいね。

温かいドリンクを飲む

温かい飲み物を飲むと、体が温まり血行を促進する作用が期待できます。冷たいドリンクでも水分補給にはつながりますが、飲みすぎると冷えて内臓の働きが低下してしまう場合があるので注意が必要です。温かいものを飲むことが難しい場面では、冷たいままではなくお水やお茶を常温にしてから飲むなどを心がけると良いでしょう。
カフェインの入った飲み物は腸の働きを活発化させたりする作用もありますが、寝る前は白湯、ハーブティー、麦茶などのノンカフェインの飲み物にしましょう。

こまめに水分を取る

人間の体には水分のバランスを保つ水分調節機能が備わっています。そのため、一度に大量の水を飲むなど、必要以上に水分をとっても尿として排出されることが多く、あまり意味がありません。
大切なのはこまめに水分摂取し、体内に適度な量の水分を維持すること。肌のバリア機能を維持する発汗を促す点からいっても、肌をすこやかに保つポイントとなります。

肌の水分を保つための乾燥予防のポイント

肌の水分を保つためには、いくつか気をつけるべきポイントがあります。ここではそのポイントを3つに分けてご紹介します。

外側からうるおいを補給

乾燥予防は、毎日朝晩2回の保湿ケアを徹底し、肌のうるおいを保つことが重要なポイントです。
肌に水分を与え、蒸発しないように油分でフタをすることがスキンケアの基本。そのため、洗顔後の清潔な肌に化粧水、美容液、乳液、クリームの順に塗布していきましょう。
いくつものスキンケア製品を塗り重ねることが面倒という方には、オールインワンアイテムがおすすめです。ひと塗りで化粧水、乳液、クリームを塗ったときと同様の効果を得ることができるため、スキンケアの時短が可能になるので上手に取り入れると良いでしょう。
スキンケアアイテムを選ぶときは、長時間のうるおいキープ力、エモリエント効果に着目して選ぶと良いでしょう。肌の乾きを未然に防ぐことが大切なため、セラミドやアクアオイルなどの保湿成分が多く含まれた商品を使うことがおすすめです。

水分補給をするように乾燥肌に潤いを

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紫外線から肌を守る

紫外線は肌の乾燥やハリ不足の原因になることが分かっています。紫外線は季節を問わず降り注いでいるため、日差しの強い夏だけでなく一年中UVケアをすることが大切です。
手軽にできる対策は、日焼け止めやUVカット成分配合のメイクアイテムを活用すること。日焼け止めにもさまざまな種類があるので、夏場のテカリが気になる時期は皮脂を抑える効果もあるもの、空気が乾燥している冬は保湿力の高いものなど、季節によって使い分けると良いでしょう。
ほかにも日傘をさす、サンバイザーや帽子などで日の光をガードする など、自分の行動範囲に合わせて対策を行いましょう。

肌にやさしいスキンケアアイテムを使う

乾燥予防には、使用している化粧品の成分に注目することも大切です。使っているアイテムも成分に自分の肌に合わないものが含まれていると、それが刺激となり肌荒れを起こす場合があるためです。乾燥肌の状態も悪化し、肌が敏感になってしまうおそれもあるため注意しましょう。ひりつきやかゆみを感じる、赤みが出るなど肌の異常を感じたら、すぐに使用を中止してください。
乾燥状態にある肌は、敏感に傾いている状態でもあります。そのため、肌に負担の少ないアイテムを使うことをおすすめします。たとえば、パラベンフリー、アルコールフリー、アレルギーテスト済みのアイテムなどに注目する、事前にパッチテストを行い、アレルギー反応がないかどうか確認することも安心材料になるのでおすすめです。

水分補給で乾燥予防

水分補給とうるおいのある美肌との関係性について、いかがでしたか?乾燥状態にある肌をケアするためには、身体の外側から乾燥予防、内側からこまめに水分補給を行うことを習慣づけましょう。
体内の水分はとりすぎてもすぐに排泄されてしまうので意味がないため、適切な量を把握して補給することが大切です。毎日のスキンケアはもちろん、水分補給もしっかりと行って、赤ちゃんのような健やかな美肌を目指しましょう。

【監修医師】久保田 潤一郎
医学博士 久保田 潤一郎 もっと詳しく
久保田潤一郎クリニック院長 元杏林大学医学部助教授(形成外科学)
日本形成外科学会専門医・日本レーザー医学会永年レーザー専門医

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学病院に勤務し、医学博士号取得。後に、杏林大学医学部助教授(准教授)として診療を行うかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。数々の臨床・研究を重ね、多くの形成外科・美容外科の治療のほか、レーザーや光線療法により様々な皮膚のトラブルに対処し、皮膚レーザー療法を確立。国内外の医学会だけに留まらず、各種講演会でも積極的に講演し、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えている。

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