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シミのケア

2022.03.29

顔にできてしまったシミを対策する方法|メカニズムを理解してシミを改善しよう

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なかなか消えない顔のシミ。できしまったシミを改善するには、シミの種類に合ったケアを行うことが重要です。その際、シミが治る仕組みを理解しておくと、より効率的に対策できるでしょう。この記事では、シミが治る仕組みとセルフケアできるシミの種類、化粧品や治療薬の選び方、同時に行いたい予防策を紹介します。

放置しても大丈夫?できてしまった顔のシミが治るしくみ

鏡を見ながら悩む女性
シミが自然に消えることはあまり期待できません。しかし、適切なケアをすれば改善が目指せます。効率よく改善を目指すために、シミが薄くなるメカニズムと共にシミを薄くする方法をチェックしましょう。

顔のシミは自然に消えない

簡単には消えないシミも、種類によってはスキンケアや治療薬で改善が目指せます。何もせず放置していると、濃くなったりイボのようになったりと悪化する可能性があるので、気づいたら早めに対策を行うのが望ましいです。

シミを薄くさせる方法

シミを薄くするには、以下の3つのことが必要です。
  1. メラニンの生成を抑える
  2. 何らかの原因により肌の中でメラニンが過剰に生成されると、シミができやすくなります。過剰になったメラニンの生成を正常に戻すのが、シミ対策の第一歩です。
  3. ターンオーバーを促す
  4. メラニンは肌に長く留まると、色素沈着を起こします。メラニンをしっかり排出するためには、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)を促すのが大事です。
  5. 黒色メラニンを無色化する
  6. メラニンは酸化すると、色が濃くなる性質があります。酸化を抑えたり、濃くなってしまった黒色メラニンを元に戻したりすることで、色を薄くできます。
肌のターンオーバーについては、下記の記事を参考にしてください。

できてしまったシミには効率的な対策を!自宅でできる改善方法

6種類のシミの種類と原因
シミが治る仕組みを理解したら、次にどんな改善法があるのか見ていきましょう。シミにはいくつか種類がありますが、ここではセルフケアで改善できるシミの種類や効果が期待できる成分、市販薬・化粧品の選び方を紹介します。

セルフケアで改善できるシミの種類と原因

自宅でケアができるシミは、以下の2種類です。
  1. 老人性色素斑
  2. 一般的な茶色いシミで、発生原因は紫外線や肌のターンオーバーの低下など。
  3. 炎症後色素沈着
  4. 褐色でムラがあるシミ。発生原因はニキビ・傷などによって起こった肌の炎症の跡が、色素沈着して残ってしまったもの。時間が経てば自然と消えることが多いが、早く治したい場合や悪化を防ぐにはケアの検討を。
今あるシミの見分けには、こちらのシミ審断を活用してみてください。

できてしまったシミの改善に有効な処方薬

クリームを指に取る女性
老人性色素斑・炎症後色素沈着をセルフケアで改善するには、ハイドロキノンの外用が有効とされています。メラニンの生成を抑えたりメラニンを還元したりする働きがあり、高い美白効果が期待できる薬です。皮膚科などで処方してもらえます。
高い効果が望める一方、治療初期に赤みが出たりヒリヒリしたりすることがあるのがデメリットです。刺激が強いので、特に肌が弱い人などは慎重に。紫外線を浴びるとケロイド状にただれることもあるので、医師の指導のもと十分注意して使用しましょう。

飲んでシミ改善!市販薬の選び方

飲み薬を持つ女性の手
ドラッグストアや通販で手軽に買える飲み薬にも、シミの改善が期待できるものがあります。老人性色素斑・炎症後色素沈着に効果的とされている成分が以下です。
有効な成分 効果
Lシステイン メラニン生成の抑制と無色化、ターンオーバーを促す
ビタミンC メラニンの生成を抑制
市販の飲み薬を選ぶ時は、一般用医薬品に分類されるものから選びましょう。サプリメントは食品に分類されるものなので、改善効果は見込めません。またシミの改善には時間がかかるので、コスパや続けやすさも大事な要素です。服用回数や内容量などを確認して、自分のライフスタイルに合ったものを見つけてください。
他にも、摩擦やホルモンバランスの乱れが原因となる肝斑と呼ばれるシミには、トラネキサム酸の内服が有効と言われています。ほとんど副作用はありませんが、まれに吐き気・食欲不振・下痢などの症状がみられるので、念のため注意が必要です。

じっくりシミ改善!化粧品の選び方

白衣を着てクリームを持つ人の手
老人性色素斑・炎症後色素沈着であれば、オゾン化グリセリン(メラノキラー)やハイドロキノンが配合された化粧品でも改善が見込めます
<オゾン化グリセリン(メラノキラー)>
オゾン化グリセリンは、メラニンの化学的構造を破壊し退色させる働きや、肌のターンオーバーを活性化する働きにより、シミを改善に導いてくれる先進の美容成分。安全性が高い点も特長です。
<ハイドロキノン>
ハイドロキノンは先述の通り、メラニン生成の抑制やメラニンを還元する働きがあります。ただし市販の化粧品は、処方薬より濃度が低いので、安全性は高くなりますが処方薬と同等の効果は期待できません。
なお、美白化粧品(医薬部外品)に含まれている「美白有効成分」は、あくまでシミの予防の助けになるものです。シミの改善を目指すなら、今回紹介したオゾン化グリセリンやハイドロキノンなどが配合された化粧品から選びましょう。
シミに効く美容液の成分については、下記の記事で詳しく紹介しているので併せてチェックしてみてください。

セルフケアで消えないシミには?できてしまったシミの対策方法

病院で診察を受ける人
セルフケアでの改善が難しい主なシミは以下の3種類。発生原因などにより、ターンオーバーの促進をしても効果が出にくく、改善には皮膚科などでのレーザー治療が必要となる場合があります
  • そばかす…遺伝的要因が大きい
  • 後天性メラノサイトーシス(ADM)…はっきりとした発生原因は不明
  • 脂漏性角化症…加齢に伴ってできる
ただし上記のシミも、悪化させないためにはこれから説明する予防が必要です。改善を目指すなら、皮膚科などで相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。もし病院に行く前にシミの種類をセルフチェックしたい場合は、こちらのシミ審断を活用してみてください。

できてしまったシミには悪化の予防も同時に行うことが大事

シミのない肌を目指すには、これ以上シミを増やさない、今あるシミを悪化させないための予防も一緒に行っていくのが大切です。日々の生活の中で行いやすい予防策を紹介します。

UVケアを徹底する

日傘をさす女性
メラニンの生成が過剰になる一番の原因は、紫外線ダメージ。そのため紫外線対策はシミ予防の基本であり、同時に今あるシミの悪化も防げます。
UVケアは、季節を問わず一年中行うことが重要です。日頃から日焼け止めクリームを塗り、帽子・日傘なども併用していきましょう。さらにパウダーファンデーションでこまめにメイク直しをする習慣をつけると、より効果的に紫外線を防げるでしょう。

睡眠をしっかりとる

「睡眠不足はお肌の大敵」とよく言われますよね。これは、肌のターンオーバーは寝ている間に活発に行われるためです。また睡眠不足によって女性ホルモンのバランスが乱れると、メラノサイトが活性化することがあります。シミ予防にも大事なことなので、最低でも6時間の睡眠はとりましょう。
睡眠に加えて適度な運動やストレス発散を心がけると、ホルモンバランスも整っていきます。例えばオフィスに通勤している人の場合、
  • 上のフロアのにある遠いトイレを使用する
  • 行き・帰りの道を遠回りしてみる
など、いつもより多めに動いてみるのがおすすめです。手軽に始められますし、リフレッシュにもぴったり。無理せずできることから生活習慣を改善していきましょう。

バランスの良い食事を心がける

食生活の見直しも、シミの予防につながります。予防や悪化を防ぐ効果があるとされる栄養素を豊富に含んでいる食べ物を紹介するので、日々の食卓に取り入れてみてください。
栄養素 期待できる効果 含まれている食べ物
ビタミンC メラニン生成の抑制と無色化 レモン・イチゴ・キウイ・アセロラなどのフルーツ、ブロッコリーなどの野菜
ビタミンE ビタミンCの働きを助け、血行促進作用もある アボカド・鮭・うなぎ・ナッツなど
ビタミンA(βカロチン) メラニンの生成を促す活性酸素の働きを抑制 カボチャ・トマト・ほうれん草など
食事で摂りきれない栄養素は、サプリメントで補う方法も。ただしシミのことだけを考えて、栄養が偏ってしまわないよう注意が必要です。サプリメントや食べ物で摂取するのがおすすめの栄養素については、下記の記事でも詳しく解説しています。

スキンケアを見直す

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シミ予防で大切なのは保湿。肌が乾燥していると、バリア機能が弱って紫外線などの影響を受けやすくなるためです。化粧水やクリームなどを使って、しっかりケアをしていきましょう。「美白有効成分」が含まれている美白化粧品(医薬部外品)を取り入れると、シミ予防と保湿が同時にできるのでおすすめです。シミ予防の効果が認められている美白有効成分には、ビタミンC誘導体・アルブチン・プラセンタエキスなどがあります。
また、定期的な角質ケアも効果的です。余分な角質を落としやすくするAHA(フルーツ酸)配合の、角質ケアせっけんや角質ケア美容液がおすすめ。角質ケアは、肌のターンオーバーの促進につながります。ただし頻繁に行うと肌への刺激になることがあるため、商品の説明書を読み、使用頻度を守ってケアしてください。
なお、スキンケア全般におけるやってしまいがちな間違いが、肌のこすりすぎです。クリームなどをたくさん塗ろうとして何度も肌に触ったり、力を入れ過ぎたりすると、摩擦刺激でメラノサイトを活性化させてしまいます。シミが悪化するおそれがあるので気を付けてくださいね。

正しい対策を行えば、できてしまったシミも薄くできる

鏡を見ながらスキンケアをする女性
シミにはセルフケアで改善可能なものもありますが、シミの種類に合わないケアをしているとなかなか効果が実感できません。さらに間違ったケアは、シミを悪化させてしまう可能性もあります。
よくある間違いが、保湿をおろそかにする、マッサージなどで肌をこすりすぎる、シミに良いとされる栄養素だけを摂って、肌作りに必要なタンパク質などの栄養素が不足してしまうなどが挙げられます。
効率的に対策するには、まずはシミ審断で自分のシミタイプを判別し、正しい対策を知ることから始めましょう。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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