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シミのケア

2022.05.25

首にできるシミの種類|原因を知って気になるシミを対策しよう

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首は顔に比べてケアを怠りがちな部位なので、いつの間にかシミができていたり、色が濃くなっていたりします。また、進行すると病気を引き起こすシミもあり、注意が必要です。首にできたシミは、皮膚科など医療機関での治療と正しいセルフケアで早期改善を目指せます。この記事では、首にできるシミの種類や対策を解説します。

特徴ごとにチェック!首にできるシミの種類

首にできるシミは、見た目やできた部位によって種類が異なります。また、シミのように見えていても、別の肌トラブルや病気を引き起こしている可能性も。まずは首にできるシミの種類について見ていきましょう。頻度が高いと思われる順に紹介します。

老人性色素斑:首全体にできる可能性あり

老人性色素斑の画像
褐色~黒色で、境界線がはっきりした円形のシミ。紫外線が原因でできます。特に紫外線を浴びやすい顔や首、手などは老人性色素斑ができやすい部位です。紫外線を浴びる部位にできるため、髪をショートヘアやアップにまとめているなどの場合は、首の周りのどこにでもシミができる可能性があります

炎症後色素沈着:首全体にできる可能性あり

炎症後色素沈着の画像
境界線がはっきりせず、色や形状に規則性のないシミ。傷やニキビ、虫刺され、かぶれ、アトピーなどによる炎症が治まった後にできます。かき傷や湿布でかぶれたりした後など、炎症が起きた部位にシミがあらわれるので、首全体にできる可能性があります

日光角化症(にっこうかっかしょう):首全体にできる可能性あり

首にできた日光角化症
赤みがあり、表面がカサカサしているシミ。紫外線ダメージの蓄積が原因とされています。60歳以上の人に多く見られ、老人性色素斑と同様に紫外線をよく浴びる部分にできます。
日光角化症は皮膚がんの初期症状と言われており、そのままにしておくと発症の恐れがあるので要注意のシミです。いつ頃から皮膚がんを発症するか分かっていないため、日光角化症のうちに医療機関で治療するのが望ましいと言えます。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう):首全体にできる可能性あり

脂漏性角化症の画像
イボ状のシミで、老人性イボとも呼ばれます。肌色~茶色でイボのように膨らんでいるのが特徴です。原因には紫外線や肌の老化、摩擦などが挙げられます。シミとイボを見分けるのは難しいため、気になる場合は医療機関を受診しましょう

雀卵斑(そばかす):首の前、鎖骨周りにできる可能性あり

雀卵斑の画像
そばかすと呼ばれる茶色のシミ。大きさが数ミリ以下のシミで、首の前や鎖骨周りにできるのが特徴です。原因は遺伝と考えられており、幼少期~思春期にかけてできやすいシミです。思春期を過ぎると、薄くなる場合もあります。
紫外線を浴びると悪化する可能性があるので、そばかすができやすい人は思春期を過ぎても日焼け止めを塗るなどの対策を行う必要があります。

摩擦黒皮症(まさつこくひしょう):首のうしろにできる可能性あり

摩擦黒皮症の画像
茶色〜黒色で、首のうしろにある背骨などの出っ張った部分にできやすいシミ。体を洗う際、ナイロンタオルなどで肌の摩擦を繰り返すことが主な原因です。肌を強く擦らないように心がけると、数ヵ月〜数年で薄くなっていきます

首のシミを改善する方法①レーザー・処方薬

皮膚科の診察室
首のシミを改善するにはいくつかの方法があります。こちらでは、レーザーと処方薬でシミ改善する方法を解説します。

早期改善ならレーザー

早期改善を目指すなら、医療機関でのレーザー治療が効果的です。レーザーは1回の照射でシミの色が薄くなりやすいというメリットがあります。
施術後の数日間は保護テープを貼っておく必要があったり、人によってはレーザーを照射する際にゴムで弾かれたような痛みを感じたりする場合もあるのがデメリットです。
また、体はレーザー照射後に炎症後色素沈着が起きる可能性が顔に比べて高いため、医師とよく話し合って決めましょう。

医師に薬を処方してもらう

皮膚科などで医師の診察を受けると、ハイドロキノンの外用薬を処方される場合があります。ハイドロキノンには、メラニン色素の還元作用や生成を抑制する効果があります。効果が出る目安は2~3ヵ月、人によってはそれ以上かかる場合も。処方薬による治療では、医師の指示に沿って使用を継続することでシミへの効果があらわれます。
ただし、シミの種類によって治療方法が異なるため、まずは医師に相談してみましょう
医療機関に行く前に簡単なセルフチェックをしたい場合は、以下のシミ審断サイトを活用しましょう。いくつかの質問に答えるだけで、今あるシミの種類や改善方法が分かります。

首のシミを改善する方法②セルフケア

首のお手入れをする女性
老人性色素斑と炎症後色素沈着は、セルフケアで改善する可能性があります。しかし医療機関での治療よりも改善に時間がかかるため、スキンケアや規則正しい生活習慣を根気強く継続することが大切です。こちらでは、首のシミを改善するためにセルフケアでできることを解説します。

改善にはオゾン化グリセリン配合の化粧品を使用する

老人性色素班と炎症後色素沈着は、オゾン化グリセリン配合の化粧品の使用で改善する可能性があります。オゾン化グリセリンとは、研究機関でシミ改善効果が確認されたシミケア成分です。メラニンの化学的構造を破壊して退色化させる働きがあります。

市販薬の内服で改善する

市販薬は、皮膚科を受診しなくても近所の薬局で手軽に購入可能です。選ぶ時は、サプリメント(食品)ではなく、パッケージに「医薬品」と記載されたものを選ぶのがポイントです。「医薬品」と記載があるシミ用の市販薬には、以下のようなシミ改善に効く有効成分が配合されています。

  • ビタミンC
  • メラニンの生成を抑制、還元作用があり、濃くなったメラニンを無色化する。

  • L-システイン
  • メラニンの排出をサポートする。

  • トラネキサム酸
  • メラニンの生成を抑制。シミの予防に効果があるとされている。

セルフケアでは注意が必要なこともある

まずはスキンケア時などの摩擦に注意しましょう。肌を擦り過ぎると、シミが悪化したり、さらに増えたりする可能性があります。
そして薬を使用する際も注意が必要です。市販薬は同じ有効成分であっても、医療機関の処方薬に比べて成分の含有量が少ない場合があり、効果が表れるのに時間がかかります。また薬は副作用のリスクもあるので、医師や薬剤師の指導のもと、定期的に肌状態を確認してもらいながら服用する必要があります。
さらにシミは複数の種類を併発しているケースも多くあり、自己判断で間違ったケアをすると悪化する可能性も。医療機関を受診して、自分のシミの種類を診断してもらうのが望ましいと言えます。

これ以上首のシミを増やさないための予防法

並べられた紫外線対策グッズ
今ある首のシミが改善に向かっても油断は禁物です。シミを悪化させない、これ以上増やさないためには予防が欠かせません。予防法と言っても難しいことはなく、すぐに始められる簡単なものなので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

徹底的に紫外線対策をする

シミを予防するには、徹底的な紫外線対策が重要になります。紫外線は、季節や天候に関係なく降り注いでいます。日焼け止めは毎日塗り、できれば2~3時間おきに塗り直すのが理想です。手のひらですり合わせてから塗るとムラになりやすいため、首の数か所に点置きしてからなじませましょう。
その他、生地にUV加工が施されたストールで首を守り、帽子や日傘を活用するのもおすすめです。

シミ予防ができる栄養素を摂取する

シミ予防に効果がある栄養素を摂取し、身体の内側からケアすることも重要です。ビタミンCやビタミンAはシミの予防効果が期待できる栄養素とされています。それぞれの効果と含まれる食材は、以下のとおりです。
栄養素 期待できる効果 含まれる食材
ビタミンC メラニンの生成を抑制、黒色メラニンを還元する作用 レモン、キウイ、イチゴ、ピーマン、パプリカ、キャベツなど
ビタミンA メラニンの生成を促進させる活性酸素の働きを抑制 かぼちゃ、ほうれん草、人参、ニラなど
普段の食事だけで十分な栄養素を補えない場合は、サプリメントを活用するのも手段の一つです

午後10時には眠りにつき、少しの散歩を習慣にする

生活習慣を見直して肌のターンオーバーを整えることも、シミを予防するために重要です。肌のターンオーバーは睡眠中に行われます。そのため睡眠不足になるとターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されにくくなります
特に午後10時〜深夜2時にかけては、ターンオーバーを促す成長ホルモンの分泌が活発になります。なるべく午後10時までに就寝するのが望ましいでしょう。夜更かしが習慣になっている人は、就寝時間を30分早めるところから始めてみてください。徐々に60分・90分と前倒しすると慣れていきます。

また運動不足の人は、少し外を散歩するなど有酸素運動で血流を良くすると、ターンオーバーが整いやすくなります。ほどよく動いてほどよく疲れると、寝つきもよくなりますよ。

スキンケアでしっかり保湿をする

シミ予防では保湿も重要です。肌が乾燥すると、シミができやすくなります。その理由として、
  • 肌のバリア機能が低下して紫外線によるダメージを受けやすくなる
  • ターンオーバーが乱れやすくなりメラニンの排出が遅れる
などが挙げられます。
首も顔と同じように保湿ケアを心がけて、乾燥を防ぐことが大切です。顔にスキンケアを行ったら、その流れで首にも化粧水などを塗ると良いでしょう。後からつける日焼け止めのなじみもよくなります。

首のシミの種類を知り、改善を目指すと同時に予防もしよう

女性の首
首にできたシミの改善を目指すなら、まず種類を知りましょう。自己判断で間違ったケアをすると、改善するどころか悪化する恐れがあります。シミは加齢とともに増え始めます。シミが急に増えた…と焦らないためにも、今あるシミの改善を目指すと同時に、新たに増えないように紫外線対策や保湿ケアを心がけて予防することも大切です
シミ審断サイトでは3分程度の質問に答えるだけで、気になるシミの種類を審断でき、対処法を知ることができます。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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