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シミのケア

2021.09.24

シミに効く美容液の美白成分一覧。今注目のオゾン化グリセリンの効果も紹介

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シミに効く美容液の成分としては、ビタミンCやプラセンタ・トラネキサム酸などが有名です。また最近ではオゾン化グリセリンも注目されています。しかしその効果は成分ごとに少し異なります。今回はシミに効くとされている有効成分の効果から、美容液の選び方と使い方、そして日頃からできるシミ対策について紹介します。

紫外線によるシミを防ぐ美白成分

レモンと化粧品
主に紫外線が原因でできるシミのことを「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」と呼びます。このシミを防ぐには、紫外線などの影響により促進されるメラニン生成を抑える効果がある、美白成分配合の美容液を選ぶことが大切です。現在、約20種類の成分が美白に有効であると厚生労働省により認可されています。ここではその代表的なものを紹介します。ただし美白有効成分(医薬部外品)はすべて予防であるため、美容液は予防として使用するようにしましょう。

ビタミンC誘導体

シミの元となるメラニンの生成を抑制し、新陳代謝も高めてくれるため、シミの予防や改善に期待ができます。他にもコラーゲンの生成を促進するため、シワを防ぎハリを取り戻す美肌効果もあるとされています。
弱みとしては、刺激性があり肌が赤くなってしまうこともある点です。
特徴:メラニンの生成を抑制し新陳代謝を高める。コラーゲンの生成を促進するため美肌効果になることも。
デメリット:刺激性があるため肌トラブルになることも。

アルブチン

メラニンを生成するチロシナーゼという酵素の働きを抑制し、シミやソバカスの予防に効果があるとされています。さらにメラニンの生成も抑えられるため、紫外線を浴びてしまった後、日焼けになる前に使用するのもおすすめです。
即効性はないので、長時間持続して使用する必要があります。
特徴:メラニンを生成するチロシナーゼの働きを弱める。
デメリット:即効性はない。

トラネキサム酸

メラニンの生成に必要なプロスタグランジンなどの働きを抑制することにより、シミを予防してくれます。特にシミの一種である肝斑の改善には高い効果が期待できます。また血液が固まるのを防ぐプラスミンの働きを弱めるため、肌の炎症で起こる色素沈着によるシミを防ぐのにも有効です。
こちらの成分は止血剤としても使用されるため、血液が固まりやすくなる可能性もあります。
特徴:メラニン生成に必要なプロスタグランジンの働きを抑制。特に肝斑に高い効果がある。
デメリット:止血剤にも使われており、摂取することで血液が固まりやすくなる可能性がある。
シミの種類や見分け方については、以下の記事で詳しく紹介しています。もし自分のシミタイプがわからない場合はぜひ参考にしてください。

プラセンタエキス

シワなどのエイジングサインの予防として使われるプラセンタは、メラニンの生成やメラニンによる色素沈着を阻害し、加えて肌のターンオーバーを助ける働きもあるため、シミ予防にも効果が期待できます。
なかには、アレルギー反応を示す人もいるので使用の際には注意が必要です。
特徴:メラニンの生成や色素沈着を阻害する、肌のターンオーバーを助ける。エイジングケアの成分としても有名。
デメリット:アレルギー反応が起こることがある。プラセンタ注射をしたら献血ができなくなる。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑えたり、メラニンをつくる細胞(メラノサイト)を減少させたりする作用があり、高い美白効果が期待されています。
副作用として肌の赤み、ひりひり感、かぶれなどが現れる可能性もあります。
特徴:メラニン生成の抑制とメラノサイトを減少させる。
デメリット:肌の赤み、ひりひり感、かぶれなどが生じる場合がある。

今注目の成分「オゾン化グリセリン」の優れた力

腕に美容液をつける様子
シミの改善が期待できる美容液成分として、今、特に注目されているのが「オゾン化グリセリン」。この成分はどういったものなのか、またその期待できる効果について詳しく解説します。

オゾン化グリセリンとは

分解すると酸素と水に戻るオゾンを安定化させたものがオゾン化グリセリンです。もともとはアトピー性皮膚炎や褥瘡(床ずれ)の医療現場で活躍していた成分です。

オゾン化グリセリンの期待できる効果

直接肌に塗布することでシミの原因となるメラニンの構造を壊し、シミを薄くする効果が認められています。この効果は8週間のヒト臨床試験で確認され、安全性についても評価済みです。また、アトピー・アレルギーの改善などの声も上がっており、深刻な肌の悩みを持つ人に希望を与える成分として期待が高まっています。その他、エイジングサインの改善についての報告もあり、今後エイジングケアとしても要注目の成分です。

肌荒れによるシミを改善する美容成分

肌荒れによるシミ「炎症後色素沈着」
肌荒れによる色素沈着もシミの原因となることがあります。そのようなニキビや傷などが原因でできるシミが「炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)」です。ここでは、肌荒れによるシミに効くとされる美容液成分を紹介します。

グリチルリチン酸

肌の炎症を抑える効果があり、肌荒れを落ち着かせて色素沈着を起こしにくくする作用が期待できます。
外用であればほとんど副作用の心配はありませんが、内服すると偽アルドステロン症や低カリウム血症などの症状が出る場合があります。
特徴:抗炎症作用があるので、ニキビケアにも有効。
デメリット:内服すると偽アルドステロン症や低カリウム血症を引き起こす場合がある。

ビタミンE

血行促進・新陳代謝の活性化により肌のターンオーバーを助け、肌の土台作りや肌トラブルの改善に有効とされています。
特徴:血行促進・新陳代謝を活性化させ肌トラブルを改善してくれる。
デメリット:なし

セラミド

保湿に高い効果が期待されており、肌のバリア機能を支える細胞間脂質の1つであるセラミド。一般的に加齢などにより減少していきますが、美容液などをお手入れに取り入れると失ったセラミドを補給することができます。
特徴:肌のバリア機能を支えることにより高い保湿効果が期待できる。
デメリット:特になし

美容液で改善するシミの見分け方

シミの種類
シミの中でも、説明した「老人性色素斑」と「炎症後色素沈着」は化粧品で改善の可能性があるシミです。それ以外の「肝斑」「そばかす」「後天性メラノサイトーシス」「脂漏性角化症」などは化粧品や医薬部外品では対処が困難とされています。まずは自分のシミがどれに当てはまるのか、シミ審断でチェックしてみましょう。

シミに効果的な美容液の選び方と使い方

化粧品の置いてある洗面台
美容液の種類はたくさんあり、どれを選べば良いか悩む人も多いでしょう。特にシミ対策を目的として美容液を使用したい人向けに、自分に合った美容液を見つける方法と、より効果を高める使い方を紹介します。

自分に合った美容液の選び方

シミに効果のある美容液を選ぶには、美白や肌荒れに有効な成分が含まれているかを確認することが大事です。その際、シミの予防か改善かにより選ぶ成分が異なるので注意が必要です。また成分によりシミへのアプローチが違うため、なるべく複数の成分が含まれているものがおすすめ。なお敏感肌の人は事前にパッチテストなどを行い安全に使用しましょう。

シミ対策で美容液を使うタイミング

基本的には朝晩などに洗顔をして、化粧水をつけた後が美容液をつけるタイミング。しかし中には1日1回や、洗顔後すぐに使うことなどを推奨している商品もあるので、パッケージに記載されている使用方法を守るようにしてください。

シミに効果的な美容液の使い方

美容液をシミなどの気になる部分に効果的に使うには、まずは美容液を手や指先にとり、気になる部分を中心として顔全体に伸ばしていきます。特に目の下などのシミができやすい部分は、少し多めにつけるのが良いでしょう。最後に美容液を塗り終わったら、乳液やクリームなどを重ねて肌にフタをすることが大切です。

美容液以外にもできるシミ対策

バランスの良い食事の例
シミを防ぐには、美容液を使うだけでなく普段からの心がけが必要です。美容液の使用と合わせて、簡単に取り入れられるシミ対策を紹介します。

日焼け対策をする

シミの主な原因は紫外線であることが多いので、どんな場合にも紫外線対策は必須。普段は日焼け止めクリームを塗り、紫外線の強い春先から夏場には日傘や帽子などをプラスして、できるだけ皮膚に達する紫外線を減らすようにしましょう。

食生活・生活習慣を見直す

規則正しい生活習慣も、肌を綺麗に保つ秘訣です。食事は肌に良いとされるビタミンが多く含まれる緑黄色野菜を中心に摂取することを心がけましょう。

サプリメントで補う

食生活が乱れがちな場合は、サプリメントで補うのも1つの手です。シミのケアにおすすめの成分については、以下の記事で解説していますので合わせてご覧ください。

シミに効く美容液成分を知って効果的な対策を

液体の出るスポイト
せっかく美容液を使って念入りにシミのケアをしても、シミの原因や肌に合っていないと、なかなか効果が実感できません。美容液を選ぶ際には、成分をしっかり確認し、肌の状態や目的に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
そもそも、シミにはセルフケアで薄くできるシミと、医薬品や医療行為で薄くできるシミとに分かれます。より具体的なシミケアをするには、まずご自身のシミがどのタイプかを知ることから始めてみましょう。フィボナッチのシミ審断では大きく6種類のシミの種類に分類。ページ内の質問に答えるだけで、自分のシミタイプと対処法が分かります。化粧品でシミの対処をしたい方や、今の美容液に限界を感じている方は、一度診断してみてください。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員

・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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