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シミの豆知識

2022.04.22

放っておくと30代でもシミだらけ?予防や改善方法、注意したい肌トラブルも

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30代になるとシミなどの肌トラブルが急増します。まだ目に見えて肌トラブルがないからと油断してはいけません。早いうちから予防をすれば、年齢を重ねてもシミができにくくなります。この記事では、30代でシミだらけになる可能性について、シミの予防や改善方法、シミ以外の肌トラブルを解説します。

30代でも肌を放っておくとシミだらけになる?

お肌の曲がり角と言われる30代。今現在目立ったシミがなくても、年齢とともに急に増える可能性があります。まずは、なぜ30代頃からシミが増えるかを解説します。

適切なケアを怠るとシミだらけになる可能性がある

シミだらけの顔
シミは30代から増えやすくなります。その理由として、加齢とともに肌の水分・油分の量が変化したり、ホルモンバランスが変化したり、肌細胞のダメージが蓄積したりすることなどが挙げられます。適切なケアを怠ると、気づいた時にはシミだらけ…なんてことも。そうならないために、シミ対策をしっかり行うことが大切です。

シミが増えやすい原因

日を浴びる女性
30代でシミが増えやすくなる原因はいくつかあり、その原因によって現れるシミの種類が異なります。それぞれの原因で考えられる主なシミの種類は、以下のとおりです。
原因 紫外線ダメージの蓄積 ホルモンバランスの乱れ 炎症
種類 老人性色素斑 肝斑 炎症後色素沈着
長年の紫外線ダメージの蓄積により、メラニンをつくる細胞が活性化。
少しの刺激でも反応してしまい、年齢を重ねるごとにシミができやすくなる。
ホルモンバランスが乱れやすくなる30~50代くらいの女性にできやすい。
ストレスはホルモンバランスを乱す原因になるため、肝斑の悪化につながるとされる。
ニキビや傷、やけどなどで起きた炎症が治まった後にできる。
年齢とともにターンオーバー(細胞の生まれ変わり)のサイクルが遅くなると、シミとして残りやすくなる。

シミができるまでの期間

シミが時間をかけてできることは知られていますが、具体的にどのくらいの期間で発生するのでしょうか。紫外線を浴びたケースにおいて、シミができるまでの期間の目安は以下のように言われています。
  • メラニン色素の発生 ⇒ 紫外線を浴びて6-12時間後
  • メラニン色素の定着 ⇒ 3日ほど
  • シミとして現れる ⇒ 数年~十数年
なお、上記はあくまでも目安であり、ターンオーバーの期間やその他の原因によって変わるため個人差があります。

年代別の肌の状態やシミのできやすさ

肌を触る女性
年齢ごとに肌の状態は異なります。年代別で見ると、以下のような肌の状態や悩みが見られます。
年代 肌の状態 悩み
20代 肌の水分と油分のバランスが不安定な状態。
20代前半は皮脂腺が活発。後半になると、水分と皮脂の量が減少する。
20代前半は毛穴の詰まりやニキビ、テカリ。後半は乾燥による肌荒れ。
30代 水分と油分のバランスが整ってくるが、肌細胞の老化が始まり、ターンオーバーが遅れ始める。 シミ、シワ
40代 ホルモンバランスが崩れることにより、さらにターンオーバーが遅れやすくなる。
肌の水分を保つ機能が低下してくる。
シミの悪化、くすみ、乾燥、毛穴の目立ち、ハリの減少

今からの予防が将来シミをできにくくする

日焼け止めを塗る手元
できてしまったシミをケアすることはもちろん、将来シミをできにくくするために今から予防を始めることも大切です
シミの主な原因である紫外線は一年中降り注いでいるため、外出時は日焼け止めを塗るなど、年間を通しての紫外線対策が重要です。
またシミの元になるメラニンが肌に蓄積しないように、ターンオーバーを整えて排出を促しましょう。それには、生活習慣の見直しも忘れてはいけません。睡眠不足や運動不足、栄養不足などを改善すると、ターンオーバーが整いやすくなります。

なるべく毎日6~8時間の睡眠を心がけ、運動不足であれば近所をウォーキングするなどの軽い運動から始めてみましょう。いつもの道ではなく遠回りしてみるなどもおすすめです。
今シミが気になる人は、以下のシミ審断で対策法をチェックしてみてください。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、今あるシミの種類と対策、セルフケアで改善できるかどうかなどが分かります。

できてしまったシミを改善する方法

顔にできたシミを消す方法はないか…と効果的な対策を探している人もいるかもしれません。ここでは、できてしまったシミを改善する方法を解説します。

レーザー治療

レーザー治療のイラスト
30代からシミを改善する方法として、レーザー治療やフォトフェイシャルがあります。

●レーザー治療の特長
レーザー治療は正常な皮膚組織にダメージを与えずに、シミにピンポイントで照射可能です。また、レーザーの波長を変えて照射することもできるため、深いところにあるシミや、色素沈着の改善にも効果的です。
●レーザー治療の注意点
レーザー照射した部分は、数日間かさぶたができるダウンタイムがあり、その間テープや絆創膏で保護しておく必要があります。またレーザー治療後に紫外線を浴びたり、強く擦ったりすると、炎症後色素沈着を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルを受ける女性
フォトフェイシャルは、IPLと呼ばれる光を照射してシミを薄くします。フォトフェイシャルの光は広範囲の照射が可能ですが、皮膚の深い部分まで届きにくいというデメリットがあります。そのため、色が薄いシミには効果が期待できますが、濃いと1回の照射だけでは効果が出にくく、継続が必要です

内服薬

瓶から出した内服薬
肝斑の改善は、トラネキサム酸の内服薬を用いた治療が中心となります。ビタミンCやビタミンE、L-システインなどの成分が配合された市販薬もあり、老人性色素斑や炎症後色素沈着の改善にも効果的です。

美白化粧品

化粧品のボトルと緑の植物
老人性色素斑と炎症後色素沈着は、オゾン化グリセリン配合の化粧品で改善する可能性があります。オゾン化グリセリンはメラニンの化学的構造を破壊し、シミの色を薄くする効果が期待できます。
ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分配合の薬用化粧品(医薬部外品)は、できてしまったシミを改善するものではなく、あくまで予防の効果があるものです。
また、順調にセルフケアで改善していく過程で、一時的にシミが濃く見えることがあります。これは、ターンオーバーによりメラニンが肌表面の近い部分に押し出されている、肌の透明感がアップしてシミが目立っているなど、ネガティブではない理由も考えられます。

シミを悪化させる間違ったケア

間違ったケアはシミを悪化させる原因になります。30代以降にシミだらけにならないように、ケアの方法には充分注意しなければいけません。シミを悪化させる間違ったケアを解説します。

肌の擦りすぎ

肌を触る女性
普段メイクやスキンケアする時に、肌を無意識に擦ったり叩いたりしていませんか? 肌の擦りすぎはシミの原因につながります。摩擦刺激の防御反応として、メラニンが過剰生成されることがあるためです。スキンケアは擦るのではなく、ハンドプレスで行いましょう。ハンドプレスは次の手順で行います。
  1. 手のひらに化粧水や乳液をとり、両手を合わせて温める
  2. 両手のひらで顔全体を包み込むように、押さえてなじませる
マッサージを行う際も、指のすべりをよくするためにオイルの使用を心がけてください。肌をさするマッサージではなく、指圧で行うのもおすすめです。1時間当たりの顔への接触回数は平均23回という研究結果もあるため、顔の触りすぎにも注意しなければいけません。
NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」では、顔のシミを消す方法が紹介され、普段の生活で摩擦を減らして過ごしてもらうとどうなるかの実験が行われました。その結果、摩擦による炎症が落ち着き、機械の計測でシミの濃さが減少傾向にあることが確認されました。
ただし、シミができる原因はさまざまなため、肌の擦りすぎに気を付けても改善されない場合もあります。

栄養の偏り

たくさんの種類のジャンクフード
栄養が偏ると肌のターンオーバーが乱れ、肌内部にメラニンが蓄積しやすくなります。また菓子パンなどの糖分が多い食べ物の摂りすぎは、シミや黄ぐすみの原因物質の生成(糖化)を招きやすいので注意しましょう。
シミをつくらない、悪化させないためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。なかでも、納豆などの大豆製品や卵に多く含まれるタンパク質は、肌作りの基本となるので、意識して摂取するのがおすすめです。

30代頃から現れるシミ以外の肌トラブル

眉間のシワを鏡でチェックする女性
年齢を重ねていくと、シミ以外にシワやたるみなどの肌トラブルが現れ始めます。シワやたるみの主な原因は、コラーゲンとエラスチンの減少です。
ハリのある肌とシワ・たるみのある肌の皮膚図
コラーゲンとエラスチンは弾力のある線維状のタンパク質。ベッドのスプリングのような役割で、肌にハリを与えています。しかし加齢とともにコラーゲンとエラスチンは減少。さらに紫外線によってダメージを受けると脆くなります。その結果、皮膚(表皮)を支えられなくなってシワやたるみにつながるのです。

また加齢とともに表情筋が衰えると、皮膚が下に引っ張られてたるんでいきます。

シミ・シワ・たるみを防ぐエイジングケア

肌のマッサージをする女性
30代や40代でシミがない人は、普段からエイジングケアを心がけています。年齢のせいにして諦めずに、しっかりケアを継続することが大切です。ここでは、エイジングケアの方法を紹介します。

肌の保湿をする

エイジングケアには保湿が欠かせません。肌の水分を維持する力は、加齢とともに低下しやすくなります。また肌が乾燥すると、外部刺激から肌を守るバリア機能の働きが低下。よって紫外線などの影響を受けやすくなり、シミやシワ、たるみにつながります。
保湿は肌の水分量の維持につながり、バリア機能も正常な働きに整えられます。正しいスキンケアで、肌にしっかり水分補給することが大切です。化粧水で水分を補ったら、乳液やクリームなどの油分で蓋をし、蒸発してしまうのを防ぎましょう。

マッサージをする

たるみを防ぐには、フェイスマッサージがおすすめです。ただしマッサージをする時に、肌を強く擦りすぎるとシミが悪化する可能性があるので注意しましょう。摩擦を軽減するためにマッサージオイルなどを使用し、やさしく行うことが大切です

30代でシミだらけにならないために、今から予防をしよう

鏡で肌をチェックするポニーテールの女性
シミは何もケアをしないと、数が増えたり色が濃くなったりします。一日でも早くシミ予防を始めることが大切です。また、年齢を重ねるとシミ以外にも、シワやたるみなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。エイジングケアも一緒に始めて「実年齢よりも、若く見える」と言われる肌を目指しましょう。
今あるシミの種類と対策が分かる審断サイトも、ぜひチェックしてみてください。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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