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シミの種類

2021.11.17

肌にできたシミの改善方法を種類別にチェック!食べ物や薬によるケアを知ろう

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肌にシミができる原因は、紫外線以外にも肌荒れやホルモンバランスの乱れなどさまざまあります。シミの種類によって、セルフケアで薄くできるシミと治療が必要なシミに分かれるため、まずは自分のシミの種類を知ることが大切です。本記事では、シミができる原因とシミを放置した場合に考えられるリスク、シミの改善・予防法を紹介します。

肌にできるシミの主な原因

シミはできる原因によって種類が異なり、それぞれの種類に合った対策が必要です。まずは、肌にできるシミの原因と、どのような種類があるのかを知りましょう。
シミの種類と原因

主な原因1:紫外線

最も一般的なシミの原因が、紫外線によるダメージです。紫外線が原因でできる代表的なシミとしては「老人性色素斑」が挙げられ、紫外線のよく当たる部分に、淡褐色~濃褐色の境界線がはっきりとした色素斑が現れるのが特徴です。他にも紫外線によって悪化するシミは多く、色や形はさまざまあります。
紫外線がシミの原因となる理由は、紫外線を浴びると肌の真皮層まで達し、そのダメージから肌の細胞を守るために肌の奥にあるメラノサイトが活性化します。そして結果的に、シミの元となるメラニンが必要以上に生成されるためです。

主な原因2:傷や摩擦などの刺激

ニキビややけど・虫刺され・肌への摩擦などによって引き起こされた肌の炎症が落ち着いた後に、「炎症後色素沈着」と呼ばれるシミができることがあります。紫外線と同様、肌の炎症もメラノサイトが活性化する原因となり、赤みが引いた後も過剰に生成されたメラニンがそのまま茶色く残ってしまうことがシミとなる理由です。

主な原因3:ホルモンバランスの乱れ

30代以降の女性に多く見られるのが、女性ホルモンが大きな要因となる「肝斑」です。頬骨や口周り、おでこや目周りに、左右対称のモヤっとした大きなシミができるのが特徴。妊娠や出産・ピルの服用などによりホルモンバランスが崩れると、メラニンの生成が促進されると考えられています。

主な原因4:その他

遺伝が主な原因となるのが「そばかす」です。鼻や頬を中心に、小さな斑点が散らばるように現れます。その他、肌の乾燥や生活習慣の乱れもシミの原因に。肌環境が乱れると、肌のターンオーバーのサイクルが崩れ、肌にメラニンが残存する原因となります。
シミの種類を見分けるのは難しいものです。もし自分のシミの種類がわからない場合は、こちらのシミ審断を活用してみてください。いくつかの質問に答えるだけで、シミの種類や対策を知ることができます。

肌にシミができるメカニズム

シミができるメカニズム図
シミの種類はさまざまありますが、一般的には肌が何らかのダメージを受けた際に、肌の内部でシミの元となるメラニン色素が過剰に生成されるのが大きな原因です。それにより肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが乱れ新陳代謝が滞ると、メラニンが剥がれ落ちずにそのまま色素沈着し、肌の表面に現れシミとなります。

肌にできたシミの改善・対処法

スキンケアを行う女性
できてしまったシミは原因や種類に合ったケアをすることで改善が期待できます。シミを薄くする方法と、特に効果が出やすいシミの種類を紹介します。

美白化粧品でケアする

<効果が期待できるシミ:老人性色素斑・炎症後色素沈着>
スキンケアには、オゾン化グリセリン(メラノキラー)・ビタミンC誘導体・プラセンタエキス・トラネキサム酸などの美白成分が含まれた化粧品を選ぶことが重要です。効果を実感するには、最低でも1ヵ月以上使い続ける必要があるため、まずは使いやすいものから試してみてください。なお、美白成分はすべて「予防」を目的としているため、今あるシミを悪化させないために使うと良いでしょう。

内服薬を服用する

<効果が期待できるシミ:化粧品・レーザーでの対処が難しい肝斑>
シミ全般に効果が期待できる成分はビタミンC、肝斑に特に効果的とされているのがトラネキサム酸です。その他L-システインなどもメラニンの排出を促す作用があるとされています。内服薬で効果を感じるには、1〜2ヵ月ほど飲み続ける必要があります。
市販薬から選ぶ場合は、「医薬品」の表示があるか確認を。皮膚科では診察の上、処方もしてくれます。肝斑を対象に内服薬を処方する場合、自費診療になることが多いです。

皮膚科でレーザー治療を受ける

<効果が期待できるシミ:化粧品などでの改善が難しいそばかす>
化粧品などで改善がみられないシミには、皮膚科でのマシーンを使った治療が効果的です。主にシミ治療として用いられるのは、レーザー治療やフォトフェイシャルなどといった光治療。まずは皮膚科でカウンセリングを行い、専門医と自分に合った治療法を相談しましょう。
マシーンを使った治療の注意点は、施術後かさぶたができたり赤みが生じたりする可能性があることです。症状が落ち着くまでには7〜10日間ほどのダウンタイムが必要となります。

肌にできたシミを放置した場合に考えられるリスク

シミをそのまま放っておくと病気に発展してしまったり、病気が潜んでいるのに気付かなかったりとさまざまなリスクがあります。肌にできたシミを放置した場合に起こり得るリスクを解説します。

放置すると対処が難しくなる

脂漏性角化症ができた肌
シミを長年放置すると、イボのように隆起し「脂漏性角化症」という老人性のイボになる恐れがあります。これは皮膚癌の一種である悪性黒色腫(メラノーマ)と見た目が似ていて見分けが難しいため、皮膚科での審断と、改善にはレーザー治療が必要となる可能性があります。
光老化の進んだ肌

病気が潜んでいる場合も

ただのシミだと思っていたものが、実は病的な疾患であったということもあります。シミに似た病気として有名なのが、悪性腫瘍である「表在型基底細胞癌」や先述した「悪性黒色腫」です。
<表在型基底細胞癌>
表在型基底細胞癌
<悪性黒色腫>
悪性黒色腫
その他、特定の薬剤を摂取することにより発疹のようなものができる「ボーエン病」や「固定薬疹」などがあります。「ボーエン病」は表皮に現れる癌の一種で、放置すると体内にまで転移する可能性があるので早めの治療が必要です。また薬剤によるかゆみや灼熱感が引いた後に起こる色素沈着が原因の「固定薬疹」も、繰り返すと色が濃くなっていくため早めの対処が望ましいです。
固定薬疹の症状

肌にシミを作らないための対策・予防法

化粧品とレモン
肌のシミはすぐに改善されるものではありません。そのためまずは肌にシミを作らないことが大事です。同時に、今あるシミを悪化させないためにも、日頃からシミの予防を行いましょう。

紫外線対策をする

まずはシミの1番の原因となる紫外線対策が必須です。紫外線は一年中降り注いでいるので、夏場だけでなく一年を通して対策を行いましょう。
日頃から日焼け止めクリームや、UVケア効果のある化粧品を使用し、特に日差しが強くなる春先から夏にかけては、帽子や日傘・サングラスなどを併用するのがおすすめです。

基本のスキンケアをしっかり行う

スキンケアを怠ると肌の乾燥を招き、紫外線や摩擦から肌を守るバリア機能が低下してシミのリスクが上がります。美白成分を含んだ化粧水や美容液で保湿して、ターンオーバーを整えるとともに、肌に負担をかけないよう優しくケアを行ってください。
なお、シミの種類や目的によって正しい対処法を知ることが大切です。こちらのシミ審断でまずは自分のシミタイプを判別してみましょう。

生活習慣を見直す

ホルモンバランスの乱れやストレスによるメラニンの過剰な生成を抑えるには、規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。適度な運動をし、なるべくストレスを溜めないようにして、十分な睡眠時間を確保するようにしてください。

食事で栄養素を摂る

食べ物で栄養を摂ると、今以上にシミを作らないための予防に効果が期待できます。シミの予防に効果があるとされる主な栄養素は、ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE・L-システインなどです。もし食事で補うのが難しい場合は、サプリや内服薬で摂取すると良いでしょう。
期待できる効果 含まれている主な食べ物
ビタミンC 濃くなってしまったメラニンを還元し、シミを薄くする(毎日コツコツ食べるのがおすすめ) レモン、イチゴ、キウイ
ビタミンA メラニンの生成を促進する活性酵素の働きを抑える かぼちゃ、ほうれん草、トマト
ビタミンE 活性酵素を抑制しつつビタミンCの働きを助ける アボカド
L-システイン メラニンを体外に排出するためのターンオーバーをサポートする 大豆、小麦

適切なケアでシミのリスクから肌を守ろう

健康的なライフスタイルのイメージ
肌にシミができていることに気づいたら、放っておかずに適切なケアを行うことでさまざまなトラブルから肌を守り、さらには改善も期待できます。併せて予防も意識すると、今あるシミの悪化や新たなシミができるリスクを減らせます。もし自分に合ったケアがわからない場合は、以下のシミ審断なども活用してみてください。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
他にも、対策をしないまま紫外線を浴び続けていると光老化が進み、「日光角化症」と言ううろこ状のかさぶたのようなシミができることも。まれに皮膚癌の原因にもなるため注意してください。
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