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シミの種類

2021.10.26

できてしまった頬のシミ…代表的なシミの種類や原因・効果的な対処法を紹介

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頬のシミには、紫外線によるもの以外にも遺伝やホルモンバランスの影響によるものもあります。また、新しい生活様式によりマスクを付ける機会が増えてから、頬のシミが急に気になり出したという人も。今回は、頬にできるシミの種類と対策、急にできたシミの原因と治療法、またマスクによるシミを防ぐ方法を紹介します。

【年代別】頬にできるシミの種類と原因

顔や体全体に現れる一般的なシミに加え、頬のあたりを中心に現れる特有のシミもあります。特に頬にできやすい代表的なシミの種類と原因を、年代別に紹介します。

幼少期から見られる「そばかす」

そばかすの見本
正式名称「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれるシミの種類。鼻周りや頬骨を中心に、左右対称に薄茶色の小さな斑点が散らばって現れるのが特徴です。遺伝が大きな要因であり、幼少期から出現し次第に濃くなりますが、成人後は自然と目立たなくなることが多いです。

30代、40代の女性に多い「肝斑」

肝斑の見本
頬骨や額、目周りや口周りに左右対称にぼんやりと広い範囲に現れるシミは「肝斑(かんぱん)」と考えられます。30代・40代の女性に特に多く見られ、女性ホルモンの乱れや摩擦が主な原因と言われています。年齢以外にも、ピルの服用やストレスなどがホルモンバランスの崩れを引き起こすことも。さらに紫外線により悪化して濃くなる傾向があります。

30代から増え始める「老人性色素斑」

老人性色素斑の見本
シミの中でもっとも多いタイプ。長年の紫外線の積み重ねが原因となり、加齢によって皮膚の新陳代謝が落ちることで肌の表面に現れてきます。30代くらいから気になり始める人が多いですが、早ければ20代からできることもあります。形状に規則性はなく、顔以外にもさまざまな部位に現れますが、紫外線のあたりやすい頬やこめかみ・手などは特にできやすいです。

年齢性別に関係なくできる「炎症後色素沈着」

炎症後色素沈着の見本
傷やニキビによって肌が炎症を起こしたあと、茶色っぽく残ったシミが「炎症後色素沈着」。年齢性別・部位に関係なくでき、時間の経過とともに自然と薄くなっていくことが多いですが、なかなか改善しない場合にはケアが必要です。特に紫外線を浴びると色素沈着を起こしやすくなります。

中年以降に多い「脂漏性角化症」

脂漏性角化症の見本
シミやイボのような見た目の良性の病変で、中年以降に多く見られます。黒褐色で肌が盛り上がり、表面は少しざらついています。数ミリ~数センチの円形か楕円形の病変が増殖することがありますが、皮膚がんなどの病気になることはなく害はありません。

60歳以降に増える「日光角化症」

日光角化症
長年、紫外線を浴び続けることで起こる皮膚病の一種。60歳以上の人に現れやすく、紫外線がよくあたる顔、特に頬骨あたりや腕などにできます。病変は1~2センチ大の淡紅色~濃い褐色で、表面が少しカサカサしているのが特徴です。皮膚がんのごく早期の状態で、放置すると有棘細胞がんへ移行することがあるので注意が必要です。
自分にあるシミの種類を知るには、こちらのシミ審断も活用してみてください。

頬のシミに効果的な対処法

日に手を当てる女性
頬にできるシミも、一般的なシミと同じような対策が必要です。なかでも顔や頬のシミの予防・改善に効果が期待できる対処法を紹介します。

こまめに紫外線対策をする

紫外線はどんなシミにも影響します。特に頬は紫外線があたりやすい部位なので、こまめな対策が必須です。毎日のケアには日焼け止めと併せて、UVカット機能のある化粧下地やファンデーションを使うのがおすすめ。さらに日傘などを使用して、皮膚に届く紫外線量を減らすとなお良いでしょう。
夏場だけでなく、1年を通して対策を怠らないことが大事です。なお、紫外線対策は予防であるため、これ以上シミを増やさないための対処法として取り入れてください。

正しいスキンケアで保湿する

正しいスキンケアを行うと肌が健康に保たれ、バリア機能が高まるためシミ対策になります。特に、肌が乾燥しているとバリア機能が弱まるので保湿が肝心。その際、美白有効成分が配合された化粧品・美容液を使用するとシミの予防が期待できます。
シミ予防として効果が期待できる主な成分は、オゾン化グリセリン(メラノキラー)、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどです。ただし化粧品の成分の多くはシミの改善方法ではなくあくまでも予防のため、紫外線対策と併せて行っていきましょう。

ターンオーバーを整える

肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを正常に戻すことで、できてしまったシミを薄くする効果が期待できます。そのためには十分な睡眠と、バランスの取れた食生活を心がけましょう。またなるべくストレスを溜めないことも大切です。

内服薬で体の内側からケアする

「肝斑」の改善は、トラネキサム酸配合の内服薬を服用することで高い効果が期待できます。その他の紫外線などによるシミは、薬の内服だけで改善するのは難しいですが、新たなシミを作らない・今あるシミを悪化させないためにはおすすめの方法です。その場合のシミ予防には、ビタミンCやビタミンE、L-システインなどが効果があるとされています。市販のサプリや医薬品もありますが、迷った場合は皮膚科で自分に合ったものを相談してみてください。

急に頬のシミが増えた場合は受診を検討する

頬のシミが急激に増えた、濃くなった、また大きくなった場合は、皮膚科の受診を検討した方が良いかもしれません。特に肌が盛り上がっていたり、表面がでこぼこしていたりするシミは、なんらかの病気であるおそれもあるため早めの受診が必要です。診察時にはシミが現れた時期や増えているか、色の変化があったかなどを聞かれるので、できるだけ正確に覚えておきましょう。

レーザー治療をする

シミの種類によってはセルフケアでは対処が難しいものもあります。そのようなシミは、外部からレーザーをあてる治療法などで改善が期待できます。ただしデメリットとしてシミが一時的に濃くなったり、ダウンタイムが必要になったりすることがあるため、皮膚科医と相談の上慎重に行ってください。

頬のシミが急に増えた?その原因とは

マスクをつけた女性
長時間マスクを付ける生活になってから、頬のシミが気になり始めたという人も。シミが急に増えたと感じる場合に、考えられる原因を紹介します。

マスクによる頬の摩擦

マスクがシミの原因となり得る理由は、マスクをつけることで肌との摩擦が生じるためです。肌に摩擦を受けると、シミの元となるメラニンが大量に生成されてしまい、その結果急にシミが増えたと感じることがあります。またマスクをつけているからと、保湿や紫外線対策を怠ってしまうこともシミが増える原因に。その他、コロナ禍で外出が減り運動不足に陥っていたり、精神的なストレスが溜まってしまったりすることもシミの一因となります。

急にシミが増えるその他の要因

その他に考えられるのは、加齢とともに増える「肝斑」「老人性色素斑」などのシミ。これらのシミは加齢による女性ホルモンの乱れや、長年紫外線を浴び続けたことで増えるため、急にシミが増えたように感じるかもしれません。
また皮膚がんなどの病気も考えられます。不規則な形状で周りの皮膚との境界がぼんやりとした「悪性黒色腫」、ほくろに似ており表面に光沢がある「基底細胞がん」など種類もいくつかあるので、疑わしい場合には早めの受診をおすすめします。

マスクによるシミの予防法

スキンケアを行う女性
マスクをつけている時にもできるシミの予防法を紹介します。最近シミが気になり始めたという人は、ぜひ取り入れてみてください。

マスクによる頬のシミの予防法①スキンケア

スキンケアには、摩擦による肌の炎症や、肌のバリア機能の低下を防ぐ効果のある化粧品を使用するのがおすすめです。例えば、肌荒れ防止や抗炎症作用のあるクリーム、美白有効成分の入った美容液など。敏感肌にも安心な優しい成分の入った美白美容液を使用するのも良いでしょう。
また、マスクをしていても紫外線対策を徹底することが大切です。マスクで隠れる部分の肌にも日焼け止めを塗り、こまめに塗り直すことも忘れないでください。

マスクによる頬のシミの予防法②生活習慣

生活習慣の改善は、マスクによるシミの予防にもなります。日頃から運動不足やストレス解消を心がけてください。例えば湯船にゆっくり浸かると、身体の代謝機能がアップします。またマッサージやストレッチは身体の緊張をほぐし、睡眠を十分にとると成長ホルモンの分泌が活性化するので、肌機能の回復も期待できます。

頬のシミに気づいたら早めの対処を

頬を指さす女性
頬は顔の中心なので、シミが気になりやすい部位。頬のシミに気づいたら、種類に合った早めの対処を行うことが大切です。もし自分のシミの種類がわからない場合は、以下のシミ審断で自分のシミタイプを判定してみましょう。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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