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シミの種類

2022.05.25

顔の肌にできるシミの原因を詳しく解説!今日から実践できる予防方法も

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シミができる原因は、紫外線や肌の炎症・ホルモンバランスなど、シミの種類によって異なります。普段のケアが、かえってシミができる要因になってしまっていることも。この記事では、みんなのシミに対する悩みや、基礎知識となるシミができるメカニズム、種類ごとの原因と特徴、やりがちな間違ったケアや実践しやすい予防方法を紹介します。

肌にできるシミには種類がある

実はたくさんあるシミの種類!まずはみんながどんなシミに悩んでいるのか、傾向を見ていきましょう。
株式会社メディプラス製薬が行ったシミ審断の集計によると、最も多くの人が悩んでいるのは老人性色素斑という種類のシミで、全体の61%でした。詳しい結果がこちらのグラフです。

みんなが悩んでいるシミの種類

シミ調査結果グラフ
老人性色素斑以外にも、さまざまなシミに悩む人がいることが分かりますね。あなたが気にしているシミは、どの種類でしょうか。今さら聞けないシミの種類を、シミ審断で調べてみましょう。

肌悩みに対してこんな声も

また同社が行ったアンケートでは、以下のような声も多く届いています。
  • 美白化粧品を使っても、今あるシミが薄くならない...(コロプクさん/47歳)
  • 自分のシミに適した化粧品か分からず使っている(NNさん/37歳)
  • シミを薄くするレーザー治療を受けたいけど、時間とお金がかかる;;(伶奈さん/28歳)
  • 美容皮膚科に通うより手軽で効果のあるケア方法があれば知りたい(タカコ。さん/40歳)
効果的なシミ対策を始めたいけれど、自分に合った方法がわからずに悩んでいる人が多いようです。まずはシミの基本や特徴を知って、対策につなげましょう。

肌にシミができるメカニズム

シミができるメカニズムのイラスト
シミの正体は、皮膚の内部に蓄積されたメラニンです。通常は肌のターンオーバーとともに、メラニンは外に排出されます。しかし紫外線や摩擦などのダメージによって、メラニンの生成が過剰になったり、ターンオーバーの周期が乱れたりすると、メラニンが内部に滞留してしまいます。

ダメージの原因によってできるシミの種類が違うので、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

【種類別】肌にできるシミの原因と特徴

シミは紫外線や摩擦などの外的な刺激以外にも、女性ホルモンのバランスの崩れが原因となることもあります。シミの種類ごとの原因と、見分けに役立つ形状などの特徴を紹介します。

紫外線が原因となる『老人性色素斑』

老人性色素斑の写真とイメージ画像
紫外線ダメージの積み重ねによってできるのが、老人性色素斑です。先述のシミ審断の結果でも61%の人が該当した、一般的なシミの種類です。
強い紫外線を浴びると、メラニンを作り出すメラノサイトが活性化。メラニンの生成が過剰になります。通常は紫外線を浴びなければ生成量は元に戻りますが、少しずつ紫外線ダメージが積み重なった肌は、メラノサイトが常に活性化した状態に…。

また年齢を重ねるにつれ、肌のターンオーバーのサイクルは遅くなっていきます。メラニンの排出が追いつかなくなり肌に蓄積すると、シミとなって現れるのです。

「老人性」と名付けられているものの、20代から気になり始める人も珍しくありません。特に普段紫外線を浴びる機会が多い人は、疑いたいシミです。
【特徴】
  • 薄茶色〜濃い茶色の丸い斑点で、境界線がはっきりしている
  • 大きさは数ミリ〜数センチとバラバラ
  • 紫外線が当たりやすい頬・こめかみなどにできやすい
  • 手や背中などの体にもできる

肌が炎症を起こした後に現れる『炎症後色素沈着』

炎症後色素沈着の写真とイメージ画像
傷やニキビ、虫刺され、やけど、かぶれ、湿疹などにより肌が炎症を起こすと、メラニンが過剰に生成されます。炎症後色素沈着は、炎症が治まって肌の赤みが引いた後に現れるシミ。メラニンが排出しきれずそのまま色素沈着してしまうのが原因です。

黄色人種である日本人はもともとメラニンが多いので、色素沈着が目立ちやすいと言われています。ニキビ跡などに紫外線があたったり摩擦が起きたりすると、色素沈着を起こしやすくなるので要注意です。
【特徴】
  • 年齢・性別関係なくできる
  • 色調や部位などもさまざま
  • 半年〜1年くらいで自然に消えることが多い
  • ※状態によっては、慢性化したり消えるまでに数年かかったりするケースもある

ホルモンバランスの影響を受ける『肝斑』

肝斑の写真とイメージ画像
ホルモンバランスが崩れがちな30代〜50代の女性に多く見られるので、女性ホルモンのバランスが影響すると考えられている肝斑。妊娠やピルの服用によるホルモンバランスの変化や、ストレスが影響することもあります。紫外線によって悪化するので、UVケアは必須です。
【特徴】
  • 頬骨、おでこ、口周りなど左右対称に現れる
  • もやもやとした薄茶色のシミが広範囲に見られる

遺伝的要因が強い『そばかす』

そばかすの写真とイメージ画像
そばかすは遺伝により幼少期からでき始め、思春期に目立つようになります。個人差はありますが、思春期を過ぎると薄くなっていくことが多いです。春夏に濃くなり、秋冬に薄くなる傾向も見られます。特に色白の人にできやすいと言われています。
【特徴】
  • 鼻や頬を中心に、数ミリ以下の小さな斑点が多数散らばるように現れる
  • 肩や腕・背中など、紫外線のあたりやすい体にできることもある

原因不明の『後天性メラノサイトーシス(ADM)』

後天性メラノサイトーシスの写真とイメージ画像
20歳前後から出現することの多いのが、後天性メラノサイトーシス(ADM)です。はっきりとした発生原因はわかっていません。
【特徴】
  • 頬の辺りなどに左右対称に現れる
  • 皮膚の深い部分にできるので灰色がかっている
  • ※アザに分類される場合も
なお肝斑と発生部位が似ていますが、でき始める年齢・色味・小斑のような形状と特徴が異なります。

加齢に伴う『脂漏性角化症』

脂漏性角化症の写真とイメージ画像
脂漏性角化症は、別名「老人性イボ」とも呼ばれる、肌に盛り上がりがあるシミです。老人性色素斑を長年放置したことにより、腫瘍化したものと考えられています。基本的には良性なので治療の必要はありませんが、異変を感じたら皮膚科で相談しましょう。
【特徴】
  • 肌色〜黒色で、大きさはバラバラ
  • シミの部分がわずかに盛り上がっている
  • 表面がザラザラしている
  • 紫外線のあたる部位にできやすい
医療機関などに行く前にシミの種類をセルフチェックしたい人は、こちらのシミ審断を活用してみてください。簡単な質問に答えるだけで、今あるシミの種類や改善の方法が分かります。

意外な習慣が原因に。肌にシミができやすい間違ったケア

大理石のタイルに置かれたスキンケア用品
せっかく行っているシミケアが、やり方によっては反対にシミができる原因を作ってしまっている可能性もあります。やってしまいがちな間違ったケアを紹介するので、なかなかシミが改善しないという人は要チェックです。

日焼け止めは朝に一度塗れば良いと思っている

日焼け止めは一度塗れば一日持つわけではなく、汗や摩擦で落ちてしまいます

美白に気を取られて保湿を忘れる

乾燥はさまざまな肌トラブルの元凶に。肌の乾燥はバリア機能の低下を招き、紫外線などのダメージを受けやすくなります。シミ以外にも、シワやニキビ、毛穴の開きなどにも影響します。

スキンケアで肌をこすりすぎる

スキンケアは大切ですが、こすりすぎ・触りすぎなどの摩擦も、メラニンの生成を過剰にさせます。小顔マッサージローラーのやりすぎや、マッサージを兼ねた長時間に及ぶクレンジングなどは控えましょう。クレンジングに時間をかけすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥の原因にもなります。      

偏った食生活を続けている

菓子パンやスイーツなどの糖分が多い食べ物は、シミや黄ぐすみの原因物質の生成(糖化)を招きやすくなります。ターンオーバーの乱れにつながる可能性もあるので、取りすぎないようにしましょう。

今日から実践!肌のシミを正しく予防する方法

鏡を見ながらスキンケアをする女性
シミを予防するには、日々の中でいくつか意識しておきたいポイントがあります。最後に、今日から実践できるシミを正しく予防する方法をチェックしていきましょう。

日焼け止めはこまめに塗り直す

シミ予防は、正しい日焼け止めの塗り方を知ることから始まります。塗り方の基本的なポイントは以下のとおり。
日焼け止めの塗り方
【日焼け止めを塗る時のポイント】
  • 日焼け止めは一年中塗る
  • 製品の注意書きをよく読み、適量を守る
  • 上の図のように日焼け止めを顔の5点におき、中心から外側に向かってムラなく伸ばす
  • シミができやすい頬などは重ね塗りする
  • 2~3時間おきに塗り直す
日焼け止めの塗り直しができない場合は、メイクの上からUVカット効果のあるフェイスパウダーを重ねるのもおすすめです。さらに外出時などは、帽子や日傘などを併用するとより対策効果が高まります。

シンプルケアでしっかり保湿する

洗顔はゴシゴシこすらずに優しい手つきで行い、水気はタオルを顔に押し当てて吸い込ませるように拭き取ると、摩擦を防げます。
また化粧水と乳液に加え、必要に応じてクリームなどを使い、肌に潤いを閉じめ乾燥から守りましょう。日焼け止めを塗る前に丁寧に保湿しておくと、肌によくなじんでムラづきの防止にもなります。

肌に必要な栄養素を摂る

肌のターンオーバーを促すには、体の内側からのケアも大切です。肌を健康に導くために、積極的に摂りたい栄養と豊富に含まれている食べ物を紹介します。
栄養素 期待できる効果 豊富に含まれる主な食べ物
ビタミンC メラニンの生成を抑える・濃くなったメラニンを還元して薄くする レモン・イチゴ・キウイなどのフルーツ・緑黄色野菜
ビタミンE 酸化ダメージを抑える・ビタミンCの働きを助ける ピーナッツ・アボカド
ビタミンA 酸化ダメージを抑える トマト・かぼちゃ・ほうれん草

6時間以上の睡眠をとる

睡眠不足も肌トラブルの原因に。なるべく毎日6〜8時間ほどの睡眠を心がけましょう。特に、午後10時〜午前2時に睡眠をとると、肌のターンオーバーが活発になると言われています。まずは夜更かしをやめ、普段より1時間早く寝ることから意識してみてください。また寝る直前は、スマホなどの光を浴びないようにすると、寝付きが良くなると言われています。

肌にシミができる原因を知って、シミ対策につなげよう

笑顔で頬に手を添える女性
シミは種類によって原因が異なります。そのため自分にシミができた理由を知りたい場合は、種類を見分けるのが近道です。原因が分かれば、自分に合ったシミの対策方法もみえてくるでしょう。もし自分にできたシミの種類がわからない場合は、ぜひこちらのシミ審断を活用してみてください。
監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

監修医師 コッツフォード良枝 先生 銀座禅クリニック医院長

・所属学会
日本抗加齢学会/日本麻酔科学会/日本オーソモレキュラー医学会/国際オーソモレキュラー医学会/
国際抗老化再生医療学会/臨床水素研究会/日本東洋医学会正会員
・経歴
2007年山梨大学医学部卒業、その後国際医療センター国府台病院で初期研修。研修後は日本医科大学麻酔科に入局し勤務。
その後大手美容クリニック勤務ののち、一般皮膚科、美容皮膚科などの勤務、院長勤務などを経て現在はGINZA Zen禅クリニック院長。
人が持つ本来の美しさを引き出すことをモットーに、たくさんの患者の様々な皮膚と真剣に向き合う。
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