オゾンとは

地球上にある天然の大気成分です

オゾンは、酸素や二酸化炭素の仲間です。
地上近くにも薄い濃度で存在していますが、約90%が成層圏に集まっています。
それが「オゾン層」。
太陽から届く有害な紫外線を、カットしてくれます。

※成層圏では気体で存在しています

分子式であらわすとオゾンは「O3」。酸素原子3 つでできています。

ちなみに、酸素は酸素原子が2 つで「O2」、水は水素2 つ十酸素1 つで「H2O」。

オゾンは水や酸素と同じ材料でできている、とてもシンプルな天然素材なんです。

東京都をはじめ多くの浄水場で水道水のオゾン処理が行われています。

またコンビニのサラダやおにぎり、葉野菜などにもオゾン水が使われています。

眼科の手術などの洗浄液として、オゾン水が活用されています。
デリケートな部位にも使えて安全です。

また救急車の消毒にオゾンガスが活用されています。

洗濯のすすぎ工程にオゾン水を用いることにより、洗濯物に付着した雑菌の除菌や消臭効果を高めます。
これにより、衣類をより清潔に保ち、不快なニオイを抑えることができます。

オゾンの漂白力を活かして、純白なタオルや、白い紙が作られています。

「オゾン反応」「オゾネーション（ozonation）」は、オゾン（O₃）の強力な酸化作用を利用して有機物や表面に化学的修飾を与える技術で、環境工学、医療、材料工学など幅広い分野で利用されています。