特異的アレルゲン(A specific allergen)

特異的アレルゲンとは、アレルギー疾患の原因となる、生体内の抗体と特異的に結合する特定の抗原(アレルゲン)を指す。

ペニシリン(Penicillin)

ペニシリンとは、1928年に細菌学者フレミングによって偶然発見された抗生物質を指す。 細菌の細胞壁合成を阻害し、結果的に細菌の成長・増殖を抑制する一方で、殺菌の効果もある。 主に肺炎球菌を含む好気性、嫌気性の連鎖球菌、腸球菌、淋菌、髄膜炎菌などに使用される。

副腎皮質ホルモン(Corticosteroid)

副腎皮質ホルモンとは、副腎の皮質から産生・分泌されるホルモンの総称を指す。 ステロイドの一種であり、炎症の制御、炭水化物の代謝、血液中の電解質の濃度、免疫反応などといった、広範囲の生理学系に関わっている。 ストレスなど、生体内の恒常性を乱す要因で分泌されるが、一方で医薬品としても使用されている。