増悪因子【悪化因子】(Aggravating factor)

増悪因子とは、病状や症状をさらに悪くさせる要因や原因のことを指す。悪化因子ともいう。アレルギー反応を悪化させる特定のアレルゲンや、疾患を悪化させる喫煙や飲酒等の生活習慣、薬物相互作用や精神的ストレスなど多岐にわたる。

チロシナーゼ(Tyrosinase)

チロシナーゼとは、チロシンからメラニン生成反応を起こす酵素である。モノフェノールモノオキシゲナーゼの別名でもある。肌が紫外線等の刺激を受けると、角化細胞からメラノサイトに情報伝達物質が流れ、チロシナーゼが活性化することで、前述の生成反応が起こる。

触媒(Catalyst)

触媒とは、特定の化学反応の反応速度を変化させる物質である。触媒表面への分子の吸着により、この働きが出る。

ポリペプチド(Polypeptide)

ポリペプチドとは、タンパク質の構成成分で、多数のアミノ酸が結合してできた物質のことである。

メラニン(Melanin)

メラニンとは、肌や毛髪、瞳の色を決定づける色素のことである。メラニン色素の比率によって皮膚や髪・瞳の色に違いが出てくる。メラニンの役割は、紫外線のダメージから肌や髪を守ることである。日焼けやシミの原因としてマイナスイメージがあるが、肌の色を濃くすることで紫外線のダメージを軽減させ、本来は私たち身体を守るために作られている。

トラネキサム酸(Tranexamic acid)

トラネキサム酸とは、抗プラスミン薬として使用される薬剤であり、止血効果を持つ。血液凝固を促進し、出血を抑制する。また、メラニンの生成抑制作用や炎症抑制作用を持つことから、スキンケア製品にも使用されている。

ナイアシンアミド(Niacinamide)

ナイアシンアミドとは、ビタミンB3の一種である。美白効果、抗炎症作用、保湿効果、アンチエイジングなどの効果を持つため、スキンケア製品に多く使用されている。

コウジ酸(Kojic acid)

コウジ酸とは、Aspergillus属のカビや他の特定の菌類によって生成される有機酸である。美白効果を持つ成分であり、メラニンの生成を抑制し日焼けや色素沈着を防ぐとともに、しみやくすみの改善に効果があり多くの化粧品に使用されている。

ハイドロキノン(Hydroquinone)

ハイドロキノンとは、二価フェノールである。一般的名称はヒドロキノンであるが、美容業界ではハイドロキノンと表記されることが多い。肌において、シミの原因となるメラニンの過剰蓄積を抑制する効果があり、美容目的として肌の美白に利用されているが、頻繁な副作用からその安全性が問題視されている。

メラノサイト(Melanocyte)

メラノサイトとは、メラニンという色素を生成する細胞である。メラニン細胞、色素細胞とも呼ばれる。真皮、汗腺、脂腺、髄膜等に出現し、表皮では基底層に分布している。細胞内に有するチロシナーゼによりメラニンを合成して、紫外線に因る体細胞の損傷を防ぐ機能を備えている。