出来てしまったシミに効く市販薬はある?薬を選ぶポイントやおすすめを紹介

シミの改善といえば、レーザー治療を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、通院の必要性や費用、安全面などからレーザー治療は敷居が高いと感じている人も、なかにはいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、市販薬での治療です。
今回は、市販薬のシミ対策効果や市販薬で改善できるシミの種類、おすすめの市販薬などを紹介。セルフケアで手軽にシミ改善ができる方法をお伝えします。
出来てしまったシミに効く市販薬はある?

シミ改善は市販薬でも効果が期待できます。ただし、シミには種類があり、すべてのシミが市販薬で改善できるわけではありません。
詳しくは後述しますが、老人性色素斑、炎症後色素沈着、肝斑、そばかすは市販薬でも改善が見込めるでしょう。
それ以外のシミについては、市販薬での改善は期待できません。また、市販薬に含まれる有効成分によって、改善できるシミの種類が異なるため、「シミに効く」という謳い文句だけで購入品を決めてしまうのはやめておきましょう。
出来てしまったシミに効く市販薬の種類

シミ改善効果が期待できるものは、「医薬部外品」と「医薬品」に大きく分かれます。両者の特徴は次のとおりです。
種類 | 特徴 | シミへの効果 | おすすめの人 |
医薬部外品 | ・防止、衛生を目的にしている ・一定の濃度で配合される有効成分の効果効能が認められている | 予防 | シミを予防したい人 |
医薬品 | ・治療、予防を目的にしている ・有効成分の効果効能が認められている | 改善 | シミを改善したい人 |
化粧水やクリームなど、美白有効成分が入った化粧品(医薬部外品)は、シミ予防としての効果が認められていますが、劇的な改善効果は見込めません。
一方、市販薬でシミの改善効果が見込めるのが、「医薬品」です。医薬品指定されている内服薬を摂取することで、体内からシミの改善を促してくれます。なお、シミ改善効果がある塗り薬は、まず皮膚科を受診することをお勧めいたします。
シミの種類によっては化粧品によるスキンケアでも改善が見込める
シミのなかでも「老人性色素斑」と「炎症後色素沈着」であれば、次の成分が配合された化粧品を使用することで改善効果が見込めます。
- ハイドロキノン
シミ治療としておなじみの成分。メラニンの生成を抑制する作用を持ちます。市販の化粧品では濃度2%までと決められているため、低濃度での配合です。医薬品と比べると効き目が緩やかになりますが、刺激が強い成分でもあるので、肌が弱い人は低濃度でも副作用が出ることもある点には注意が必要です。
- グリセナジーMK(オゾン化グリセリン)
アトピー性皮膚炎緩和のために開発された、安全性が高い先進的な成分。メラニンの化学的構造を破壊し、黒くなったメラニン色素を退色させる働きがあるということが、第三者機関によって確認されています。
化粧品によるスキンケアでも早ければ1ヶ月程度で変化を感じられるでしょう。ただし、加齢に応じてターンオーバーの周期が遅れていたり、紫外線対策を怠るなどシミができやすい生活習慣を送っていたりすると、効果の実感までに時間がかかることになります。
そのため、スキンケアと合わせて紫外線対策を徹底し、ストレスを溜めないようにするなど、シミができにくい生活習慣を意識することをおすすめします。また、ターンオーバーの周期も考慮して、3ヶ月程度はケアを継続するようにしましょう。
市販薬と医療用医薬品の違い

シミ改善効果をより高めたい場合は、ドラッグストアや薬局などで自費購入する市販薬よりも、医師の判断に基づき処方される医療用医薬品の方がおすすめです。両者の違いは、有効成分の含有量にあります。市販薬は、誰でも安全に使用できるよう、有効成分の配合が医療用医薬品よりも少なめです。
これに対して、医療用医薬品は個々の症状に最適な含有量の薬を処方してもらえるので、効果の実感が早くなるというメリットがあります。
そのほか、それぞれが持つメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット | |
市販薬 | ・安全生が高い ・手軽に手に入る | ・効き目は緩やか ・保険適用外 |
医療用医薬品 | ・個々に最適な薬が処方される ・効果が高い ・保険適用になる場合がある | ・副作用に注意が必要 ・処方には診察が必要 |
医療用医薬品は効果が高い一方で、受診しなければいけないというデメリットもあります。時間がある場合は良いですが、仕事が忙しい、小さな子どもがいる等、なかなか皮膚科に寄れない場合には向かない方法です。
それに対して、市販薬の場合は、ドラッグストアで買い物ついでに購入できるため、手軽に手に入れやすいメリットがあります。ただし、効果は緩やかなため、どうしても治療期間が長引く点はデメリットとして留意しておきましょう。
皮膚科でもらえるシミの薬の効果については、「皮膚科でもらえるシミの薬の効果|シミに効く内服薬の種類や市販薬の選び方を解説」で説明しているので、あわせてご確認ください。
出来てしまったシミを見分ける方法

市販薬でシミ改善を図ろうと思った場合、まずはシミの種類を見分ける必要があります。理由は前述のとおり、市販薬で改善できるシミは種類が限定されているからです。
市販薬で改善が見込めるシミ
市販薬で改善が見込めるシミの種類は次の4つです。
各シミの特徴をさらに掘り下げていきましょう。
老人性色素斑

老人性色素斑は紫外線ダメージの蓄積や加齢によってできる茶色~黒色で円形のシミです。
境界線がはっきりしているのが特徴で、顔や手、腕などできる範囲に規則性はなく、大きさも数ミリ~数センチとまちまちです。
老人性色素斑は名前のとおり、年齢を重ねるごとに目立ってくるシミではありますが、紫外線をよく浴びる環境に身を置く人なら10代でも見られます。
加齢は止めることができませんが、紫外線ダメージの蓄積は対策を行っていれば防げます。悪化を防ぐ意味でも、すぐに紫外線対策を行うようにしましょう。
炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とはケガや虫刺され、ニキビ跡などによる炎症後に肌のターンオーバーが乱れ、メラニン色素が上手く排出されないことによって色素が沈着してできるシミです。
色ムラがあり、輪郭がぼやけているのが特徴。ケガや虫刺されなどは年代問わず関係してくるので、炎症後色素沈着は全年代、誰にでも起こりえます。
炎症後色素沈着はクレンジングや洗顔時の摩擦によってできることもあるので、スキンケアをはじめ、いかなる時でも肌を強く擦らないように注意が必要です。
肝斑

肝斑とは頬骨や額などに左右対称に現れるシミです。
比較的大きめのシミが広範囲にわたってでき、ホルモンバランスや季節によって濃くなったり薄くなったり色調が変化するのが特徴です。また、目瞼にできることはありません。
肝斑ができる根本的な原因は判明していませんが、ホルモンバランスが乱れやすい30~40代に多く見られることから、女性ホルモンの乱れが大きく関係していると言われています。
そのため、肝斑を予防するには、ホルモンバランスを整えることを心がける必要があります。また、紫外線によって悪化することもあるので、紫外線対策も欠かせません。
そばかす(雀卵斑)

そばかすは幼少期から思春期にかけてよく見られるシミです。そばかすができる主な原因は遺伝と言われており、成長するごとに薄くなっていく傾向があります。
ただし、紫外線をよく浴びていると、薄くなるどころか悪化する可能性もあるので、紫外線対策をしっかりする必要があります。
そばかすは鼻や頬をはじめ、腕などの身体にも発生。特に色白の人にできやすいシミだと言われています。
遺伝的要素が大きいそばかすは、予防したり薄くしたりすることが難しいシミですが、紫外線対策を入念にすることで、悪化の防止はできるでしょう。
市販薬で改善できないシミ
下記のシミは市販薬では改善が見込めません。
シミの種類 | 特徴 | できやすい年代 | 主な原因 |
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) ![]() | ・灰色や青みを帯びた褐色 ・米粒大 | 20代 | 不明 |
脂漏性角化症![]() | ・黒褐色 ・イボのような形状 ・ほくろより硬くボコボコしている | ・40代 ・50代 ・60代 | ・紫外線 ・加齢 |
これらのシミは美容医療や皮膚科での治療が必要となります。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

ADMは、発生原因が不明なシミです。20歳頃から見られることが多く、他のシミと異なり肌の深い部分にできることからアザに分類されることもあります。
額や頬に好発し、頬の辺りに左右対称で現れるため、肝斑と混同しがちですが、ADMは灰色~青みを帯びた褐色で米粒大ほどの大きさが特徴であり、肝斑とは色味や形状が異なります。
ADMに関しては原因がわかっていないので、なりやすい人の特徴も不明で予防法も確立されていないのが現状です。なお、改善するにはレーザー治療以外の方法はありません。
脂漏性角化症

脂漏性角化症は、先に紹介した老人性色素斑を長期間放置したことによってできるイボのようなシミです。別名「老人性イボ」とも呼ばれます。
肌色~黒色で大きさはバラバラ。シミの辺りにわずかな盛り上がりがあることから、他のシミとは見分けがつきやすいでしょう。
基本的には良性なので、治療の必要はありません。ただし、少しでも異変を感じた場合は、皮膚科に相談するのがおすすめです。治療の際には医療機関で液体窒素や炭酸ガスレーザー治療を受ける必要があります。
これまで説明してきたとおり、シミは種類によって市販薬で改善できるかどうかが異なります。また、市販薬で改善できるシミは、種類によってはスキンケアでの改善も可能。日々のスキンケアで改善できるのであれば一石二鳥です。自分にできたシミが市販薬もしくはスキンケアで改善できるかどうかはシミの種類を特定しなければ分からないので、シミを改善したい場合は、まず下記のシミ審断を活用して種類を特定してみてください。
あなたのシミを本気で治したいなら、3分でできるシミ審断を活用してみてください。
シミに効く製品選びのポイント

シミに効く製品を選ぶ際は、配合されている成分に注目しましょう。シミ改善・予防に役立つ成分は次のとおりです。
美白に役立つ成分 | シミへの効果 | 期待できる効果 |
ビタミンC誘導体 | 改善 (一部) | メラニンの生成を抑制し、新陳代謝を高める。コラーゲンの生成も促進するため、シワを防ぎハリを取り戻す |
アルブチン | 予防 | メラニンを生成するチロシナーゼの働きを抑制する |
トラネキサム酸 | 予防 | メラニンの生成に必要なプロスタグランジンなどの働きを抑制。肌の炎症で起こる色素沈着によるシミ予防にも有効 |
プラセンタエキス | 予防 | メラニンの生成や色素沈着を阻害。肌のターンオーバーを助けてくれる |
(ハイドロキノン) | 改善 (一部) | メラニンの生成を抑制。メラニン色素を薄くする(脱色) |
(グリチルリチン酸) | 予防 | 肌の炎症を抑え、色素沈着によるシミ予防に効果的 |
(ビタミンE) | 改善 (一部) | 血行促進・新陳代謝の活性化により、肌のターンオーバーを促進 |
(セラミド) | 予防 | 肌のバリア機能を支え、高い保湿効果がある |
(グリセナジーMK) | 改善 | ターンオーバーを正常化させ、同時に肌表面のメラニンを分解するというダブルアクション。シミを薄くする効果が認められている。ヒト臨床試験でできてしまったシミ改善が報告された最先端成分。表示名称は「オゾン化グリセリン」 |
※()は美白有効成分ではない成分
美白有効成分(シミ予防効果)ではありませんが、グリセナジーMK(オゾン化グリセリン)はシミを薄くする効果が認められている最先端成分として昨今、注目が集まっています。アトピーやアレルギーの改善にも効果が期待できる成分であるため、肌が弱い人をはじめ、深刻な肌の悩みを持つ人には希望とも言える成分です。
シミ対策におすすめの市販薬3選

前項の有効成分を含んだ、シミ改善におすすめの市販薬は次の3つです。
- ハイチオールC ホワイティア
- ホワイティフル
- トランシーノⅡ
各製品は有効成分が異なるので、シミの種類によって使い分けが必要です。次項より詳しく解説していきます。
シミ・そばかすの改善なら「ハイチオールC ホワイティア」

エスエス製薬から販売されているハイチオールCホワイティアには、シミの元となるメラニンを無色化するビタミンCや、メラニンの排出を促すL-システインが配合されています。また、ハイチオールCシリーズのなかでも、肌代謝に欠かせないパントテン酸カルシウムを多く配合。そばかすをはじめ、シミ全般に「予防」「改善」の両効果が期待できる市販薬です。
■詳細
用法・用量 | 1回2錠を1日2回(15歳以上の場合) |
価格(税込) | 40錠:1,815円 120錠:4,950円 |
効能・効果 | ・しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症 ・全身倦怠 ・二日酔 ・にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ |
製品ページ | https://www.ssp.co.jp/hythiol/products/hcw.html |
色素沈着の改善なら「ホワイティフル」

ミナカラ薬局から販売されているホワイティフルは、ビタミンCとL-システインが配合されている内服薬です。日焼けやかぶれなどで沈着したメラニンを分解するだけでなく、新たなメラニンの生成も抑制します。ビタミンB2とB6も含まれているため、肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)改善によるシミ予防にも最適。ハイチオールCホワイティア同様、シミ全般における予防と改善に効果が期待できます。
■詳細
用法・用量 | 1回3錠を1日2回(15歳以上の場合) |
価格(税込) | 180錠:2,480円 |
効能・効果 | ・しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 ・歯ぐきからの出血、鼻血の予防 ・肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期のビタミンC補給 |
製品ページ | https://minacolor.com/products/49349110000002 |
肝斑対策なら「トランシーノII」

第一三共ヘルスケアのトランシーノⅡは、「肝斑」を改善する効果が認められたOTC医薬品(一般用医薬品)です。臨床実験において、8週間の継続服用で高い改善効果が実証されています。
また、肝斑の対策として有効なトラネキサム酸以外にも、シミ全般の予防に効果が期待できるビタミンCやL-システインも配合。効果・効能には「シミ(肝斑に限る)」とあるとおり、肝斑に特化した内服薬ではありますが、肝斑以外のシミにも多少の効果が期待できるでしょう。
■詳細
用法・用量 | 1回2錠を1日2回 |
価格(税込) | 60錠:1,947円 120錠:3,740円 240錠:6,930円 |
効能・効果 | シミ(肝斑に限る) |
製品ページ | https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/ |
美容医療でシミの改善は可能?

レーザー治療やフォトフェイシャルなどの美容医療でもシミの改善は可能です。美容医療では次のようなシミ治療を受けられます。
種類 | 特徴 | 保険適応 | 費用 (1回) | ダウンタイム | 対象のシミ |
レーザー治療 | レーザー光線をシミに当てて、メラニンを破壊する治療法 | ✕ | 5,000円~ | 1~2週間 | ・老人性色素斑 ・炎症後色素沈着 ・そばかす ・脂漏性角化症 ・後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) |
フォトフェイシャル | IPL(インテンス・パルス・ライト)と呼ばれる光を照射して、メラニン色素にダメージを与え、浮き上がらせて排出を促す治療法 | ✕ | 15,000円~ | ほぼなし | ・老人性色素斑 ・炎症後色素沈着 ・そばかす |
ケミカルピーリング | 薬剤を使用し、古い角質を除去することで肌のターンオーバーを促す治療法 | ✕ | 5,000円~ | 2~3日程度 | ・肝斑 ・炎症後色素沈着 |
液体窒素 | 約-200℃と超低温の液体窒素を接触させて、病変部分を凍結させる治療法 | ○ | 数百円 | 1~2日 | 脂漏性角化症 |
美容医療は1回の効果が高い反面、肌への刺激が強いというデメリットがあります。長い場合はダウンタイムが1~2週間続くことも。また、金額面でも大きな負担となります。たとえばレーザー治療の場合、治療回数は1~5回程度が一般的です。1回の治療にかかる費用は5,000円~なので、治療が終わるまでに安くて5,000円、10万円以上かかることも多いです。
「シミ取り=美容医療」が一般化していますが、メリット・デメリットがあるので、その点を事前に把握したうえで治療を受けるかどうかを決めることをおすすめします。シミの治療法については「シミ治療の方法|シミの種類による治療法の違い・美容皮膚科の選び方」でも詳しく解説してるので、あわせてご確認ください。
セルフケアでシミを改善させたいなら

セルフケアでシミを改善したい場合は、今、特に注目されている成分の「グリセナジーMK(オゾン化グリセリン)」配合の化粧品を使用することも検討してみましょう。グリセナジーMKとは分解すると酸素と水に戻るオゾンを安定化させた成分です。直接肌に塗布することで、メラニンの構造を破壊し、シミを薄くする効果が認められています。
化粧品や医薬品の開発における臨床試験では、離脱者がでるのが常ですが、グリセナジーMKのヒト臨床試験での脱落者はゼロ。安全性と効果を兼ね備えた成分となっています。グリセナジーMKは、もともとアトピー性皮膚炎の緩和を目的に開発されているため、赤ちゃんから大人まで幅広い年代・肌質の人にご使用いただけます。
そのため、スキンケアで安全に、より高いシミ改善効果を期待するのであれば、グリセナジーMK配合の化粧品が特におすすめです。グリセナジーMKについての詳細は「スキンケアによって安全にシミを改善する「グリセナジーMK」とは?」で紹介しているので、興味がある方は読んでみてください。
グリセナジーMKをはじめ、セルフケアで改善効果が見込まれるシミの種類は限られています。そのため、まずはシミの種類の特定が必要です。今あるシミの種類が分からないという人はぜひ、下記のシミ審断をご活用ください。簡単な質問に答えるだけでシミの種類を特定できて、改善方法まで分かります。
あなたのシミを本気で治したいなら、3分でできるシミ審断を活用してみてください。
よくある質問

できてしまったシミを消す方法はある?
美容医療、市販薬の内服薬、皮膚科で処方される外用薬、美白成分入りの化粧品などを活用すれば、シミを薄くすることはできるでしょう。ただし、シミの種類によって効果が期待できる薬の種類・成分が異なる点には注意が必要です。
顔のシミには何が効く?
シミは種類によって効果的な治療法や成分が異なります。そのため、改善にはまずシミの種類を特定する必要があります。すでにシミの種類が分かっている場合は、「顔にできるシミの種類と原因|できやすい人の特徴・予防方法」で消し方や予防法を紹介しているので、参考にしてみてください。
シミとそばかすの見分け方は?
そばかすは小さな斑点のようなシミで、夏は濃く、冬は薄くなるという特徴を持ちます。また、遺伝的要素が強いので、幼少期から思春期にかけてよく見られます。一方、シミは種類にもよりますが、加齢や色素沈着によって発症することが多く、そばかすよりも斑点が大きい傾向があります。
より詳しくシミとそばかすの違いを知りたい場合は、「シミ・そばかすの違いは|見分け方や種類別の原因・治療法を解説」をご確認ください。
できてしまったシミに効くサプリはある?
サプリメントは栄養補助を目的としているため、シミ改善に対する効果は期待できません。期待できるのは「シミ予防」までです。おすすめのサプリメントについては、「シミに効くおすすめのサプリ5選|予防・対策に効果がある市販薬と医薬品も紹介」で解説しているので、シミ予防の参考にしてください。
できてしまったシミに効く化粧品はある?
ビタミンC誘導体やプラセンタエキス、グリセナジーMKなどの美白に役立つ成分が配合されている化粧品であれば、シミ改善に効果が期待できます。ただし、シミの種類によっては効果が期待できないので、まずは自分のシミの種類を特定することから始めましょう。
できてしまったシミに効く塗り薬はある?
皮膚科で処方してもらう塗り薬であれば、効果が期待できます。市販薬の塗り薬は「予防効果」がメインなので、塗り薬で改善を目指す場合は、皮膚科を受診しましょう。
市販薬でシミ改善を目指すならまずはシミの見分けを
できてしまったシミは、種類にもよりますが、レーザー治療を受けなくても改善できることがあります。レーザー治療は効果が高い反面、肌や時間、経済的負担も大きくなるので、最終手段として活用するのがおすすめ。まずは市販薬やスキンケアで改善できないか試してみましょう。
シミの種類によっては市販薬やスキンケアでも十分な効果を得られる場合があります。しかし、市販薬やスキンケアで改善が見込めるシミは限定的。そのため、シミ改善の第一歩としてシミの種類の特定から始めましょう。今あるシミの種類を自分で判断できない場合は、ぜひ下記のシミ審断をご活用ください。シミの種類を特定できるうえに、効果の高い改善方法もお伝えできます。
あなたのシミを本気で治したいなら、3分でできるシミ審断を活用してみてください。