ホルミシス作用(Hormesis)

ある物質が、高濃度あるいは大量に用いられる場合は有害だが、低濃度あるいは微量に用いられる場合、かえって体に良い働きをする現象をいう。

たとえば紫外線は、大量に浴びると皮膚がんの原因となるが、少量の紫外線は活性ビタミンDを体内で生成するために必要である。

ホルミシスの語源は、「ホルモン」と同様に、古代ギリシャ語の「hormáein(動き出す、駆り立てる、促す)」に由来する。